ねぇ真面目に言ってるワケ?

女房殿が先週の土曜日、学校懇談会へ行ってきました。
お土産?にこんな冊子をもらってきたんですが、中身を見てビックリ仰天。

わぁ。
なんですかコレ。
ひとことで言うと酷すぎる。
何のために小学校から『教科』ごとの勉強をしてきたわけ?
ひととおり学びながら、自分が得意だったり興味を持てたりする、気質に合った学問や分野を見つける
いわゆる『自分探し』じゃないの?
それを、高校生になって『自分探し編』って…
そして、いろんな職業が掲載されてるんですが筆頭は公務員、第一次産業の農業・林業・漁業は
中盤あたりにちょこっと載っかってました笑
だから食料自給率も、先進国の中で群を抜いて低いんだよ…

続くページには、そこへ到達するために何を学べばいいのか(!)学問の名前と概要がズラー。
自動車工学 とか 宗教学 とか 人間科学 とか…そういうヤツ。

こんなハウツー本が必要なんだ〜
自分じゃ何も調べないんだね。
逆を言えば、選ぶ側も選ばれる側もこの枠の中でやってる。
「だって、あの冊子に書いてあったから…」
上手くいかなかったら、そんな言い訳が口をついて出るに違いない。
つまり、自分で決めてるようで決めてない。
それが今の世の中の大きな問題の一つ。

意志を引き出す、己で導き出す、そのための教育現場じゃないのかね?
参ったなぁ…どうなってる?