今日は定休。
ですが、家の用件で女房殿と出かけました。
思いのほか早く帰宅できて、車で戻ってきたら…
路地の向こうに、トボトボおぼつかなく歩くお年寄りが1人…向こうへ歩いていくので顔は見えない。
女房殿が「この通りにあんな雰囲氣の人、居たっけな…?」
気になりながら一旦、家の中へ。
車に載せた片付け物を下ろしに再び外へ行くと、さっきのお年寄りが戻ってきてちょうど拙宅の前。
たまらず私は声をかけました。
どこから来たのか
お名前は
でも、なんだか言ってることがおかしい…
電車に乗ってきた(そんなわけないよ、部屋着に突っかけ姿だし)
でも、話すうちにだんだん「これは合ってるんじゃない?」と思えることを話しだした。
おばあちゃん何年生まれ?
おばあちゃん歩いてきたんじゃない?
おばあちゃんココは高舟台だよ?
2丁目に住んでるの?
するとピピーンと回路が繋がったのか、2丁目に続く住所をペロっと言った。
やった!
町内会名簿を持ってくるよう家の中にいた女房殿を呼び、その住所を探すと…
おばあちゃん… X X さん?
「そう!あら何でわかったの?」
少しの距離でしたが車に乗せて、 X X さん宅へ。
すると門のところでご主人?らしき人が不安げにキョロキョロしてました。
よかった〜
ひょいと目を離した隙だったのかな?全く事情を存じませんが、その人は
「どこ行っちゃったんだろう…」
と、どうしてよいやらと門のところでおなかをさすっていました。
我が家の周りは東西には高低差がなく、おばあちゃんは平らなところを西(拙宅のほう)へ進んだ。
家を出て、東へ足を向けてたら?
住民が『中央道』と呼ぶ車通りの多い道へ出てしまうので…フラフラっと出たらマジ危なかった。
南北には高低差があるので(高台です)、南へ下ってたらきっとあの脚取りなら転んでた。
いろいろ、たまたま、ツイてた…
認知症を患った母を在宅で看た経験もあり、他人事とは思えません。
女房殿は更に心配していて…
デイサービスとか、行ってるかな?
送迎付きのお出かけが定期的にあれば、家族の負担も減るんだけど…
(かといって、毎日って訳にもいかないから何とも言えないけど…)