Manx Rally 2024 ふりかえり番外編④ Norfolk

昨年、個人的に購入した 巨匠こと Peter さんのMorris Mini Cooper’S’。
巨匠から、渡航の折には必ず立ち寄ってほしい、とお招きを頂いていたので…お邪魔しました。
Norfolk 、満ち引きの激しい干潟が有名な低地帯です。
2017年 に仲間と11人でお邪魔して、ディナーをご馳走になるという…そんなこともありました。

今年は家族だけで伺いました。
思いの外、道中時間がかかってしまったので夕方前にやっとこせ到着。
どうやら前日まではお天気悪かったらしく、「お日様を連れてきた」と言われました。

「夕食まで時間があるから、ビーチへ行くかい?」
到着して、開放したサンルームでドーナツを食べてからビーチへ。
ドーナツは前回立ち寄った、ココのもの。

ビーチは、National Trust にも登録されている Brancaster Beach
ローマ軍が作った街は “xxxcaster” っていうんですよね。
ローマ軍が築いたとされる砦が残っているそうです。
ちなみにこの時代の建造物で有名なのは、「ハドリアヌスの長城」。あぁ…歴史で習ったっけ。

満ち干きの差が激しく、タイミングによっては公営駐車場も水に浸かります。
Tidal Flooding …高潮による冠水、ですかね…高潮の時には道路閉鎖があるようで、その告知板です。

いやぁ、写真に撮っても伝わらないんだなぁ…


ディナーは730pm にスタート。
いつも素敵なご家族。
奥様の Fern さんはホントに料理がお上手。
Peter さんがラリーの時、我々にいつも持ってきてくれたケーキは奥様のお手製。
あ…焼き型、買いそびれちゃった…

Appetizer というか、メインミールの前に供されたのは smoked fish pate …でいいのかな。
スコットランドのものだそうです。
彼は Dundee 出身なので、お里の懐かしい味 でおもてなししてくれました。
魚は haddock (タラの一種)と言ってました。
見かけたレシピによれば、牛乳でタラの燻製を少し煮て、サワークリーム・ヨーグルトなどと混ぜ合わせてペーストにする…フムフム。
薄く切ってカリっと炙ったトーストとよく合い、ワインがすすみます。
珍しく私も白ワインをいただきました(こんなこと滅多にない!)。

さてメインミール。
ステーキパイをご馳走になりました。
ステーキと言ってますが厚切りの1枚肉ではなく、食べやすい大きさにカットされた牛肉を煮込んだ
ものがパイで包んであります。


付け合わせは温野菜とマッシュポテト(どうでもいいけどすんごい量!。
グレービーソースでいただきます。
温野菜は千切りより粗くざっくりカットされていたので多分、チーズをすりおろす粗目のおろし金で
おろしてるんじゃなのかな…
今度真似してみます笑

食後は…夫の好物!Sticky Toffee Pudding キター笑

なんですかこの量、アイスクリームはバニラとチョコレートの2色…
コレ、家で作れるようになりたいけど…できるかなぁ。
暖かいプディングに、アイスクリーム。
溶け出してまー美味です。

美味しくて楽しい時間をありがとうございました。

***
明けて翌日は、朝食が終わる頃には雨がポツポツ降り出しました。

翌朝はもう帰国のフライトなので、オンラインでチェックインを済ませてから朝食へ。
前回もそうでしたが、朝食のスクランブルエッグは Peter さんの担当。
奥様は、ゆっくりめで出来上がった頃に姿を見せました。

Peter さんはステージラリーを引退し車も処分(私が譲ってもらいました)したので、ロードラリーを
楽しめる車を組んでいます。
途中のものをガレージで見せてもらいました。
息子さんが組んでいて、ツボやらコツやらを耳打ちして…
リタイヤ後のこういう暮らし、憧れます。
少しずつ自分の時間も持ちたいなぁと思い、後ろ髪を引かれながらも Norfolk を後にしました。
車で出発する頃には降り出した雨が本降りに。
ホントは、前回案内してもらった立ち寄りたい場所もありましたが、雨がすごいので割愛。
次のお楽しみ、ということにします。