大人になったなぁ

娘が近所のお友達と出かけるというので、ちょうど店へ出る時間だったこともあり駅まで送りました。
帰宅時、思ったより早く雨が降り出し傘の持ち合わせがなかったので遠慮しぃしぃ電話がかかってきて、駅まで迎えにいきました。
そしたら、娘と一緒に出かけた娘の友達がコレをくれました。

行きだけじゃなくて帰りも…申し訳ない って。
娘らが、「気を使う」歳になったってこと。

…娘は大丈夫?
爪の垢でも煎じて飲ませてもらった方がいいのでは…?

誰かの懐かしい場所だったりする

ラリーでもないと絶対行かない場所、あちこちあります。
先日ラリー三河湾で訪れた『蒲郡』。
あるお客様のお母様のお里だそうで…ラリーの参戦記を懐かしくご覧下さったそうです。
幼い頃のいろんな思い出を、お聞かせ下さいました。
試走に始まりラリー本戦もそうですが、宿やら食事やら買い出しやらで会期中 行った面々は車で走りまくり、地理だけでなく味覚や名産など地味に現地に明るくなるのです。

サーキットみたいにひとつところでやる競技ではないので、人が大量に移動してきてそれで地元の産業が活気づく、地元を広く人が知るチャンスになる というのもラリーの大きな特徴です。

そっかぁ、そういうことがあるのかぁ。

どんどん書こーっと笑

三寒四温

Rover Mini Cooper 1./3i 湘南陸事で登録、その足で納車です。
ワンオペなので店が留守居だけになり、ご迷惑をおかけしている場面もあります…

週末は寒の戻りがあるようですね。
あったかいと花粉が酷いし、寒くなればなったで…ついていくのが大変!

***
数年前まで、昼食は買って済ませていました。
当時は娘が中学生、毎日弁当を作っていたので1つも3つも変わんないだろ、と思って弁当に切り替えました。
切り替えたら、体のコンディションも良くなったって言ってるので…踏ん張り甲斐もあるというものです。
…敢えて踏ん張る、と書くのはやっぱり面倒くさいこともあるから。
でもお金ももったいないし、何より効果が得られるから今日も明日も踏ん張ります笑

最初はお弁当箱を使っていましたが、お弁当箱である必要がないのでタッパーで運んだり店で作ったりどんどん自由になっていきました。

今日は…朝からチャバッタを大きいサイズで焼いて持ってきました。
たまごペーストとシュレッドチーズを持って行って、店でオープンサンドに。
後ろに写ってるのは、自家製イチゴジャム。

箱売りで安めだったので…今年はなかなか安くならないなぁ。
あんなに頑張って作ったのに、出来上がるとたったこれだけ。
まぁいいや、季節のものを体に取り込んで免疫力アップ。
無添加なので、なおよろし。

それと、アンチョビと春キャベツ+プチトマトのパスタを作りました。
春キャベツは、火を軽く通すだけで甘みがグッと増しますねー ❤︎
チャバッタがパスタソースのお掃除に大活躍しました。

チャバッタは何度か焼いていますが、失敗がないので気分もいい笑

箸が進んで、楽しく食べられて体にも良いなら。
いっつも書きますが、体は食べたものでできてますから。

ラリー三河湾2025ふりかえり⑤ おまけ「タコは足でイカは腕」

ご存知でしたか…?

タコは8本、イカが10本

の8本(タコ)は足で、10本(イカ)は腕であることを!
タコは海底を這うので足、イカは泳ぐので腕 なんだそうです。
構造も全然違うんだって!


前回同様、ラリー三河湾のサービスパーク(整備を行う場所)はラグーナ蒲郡 という商業施設の駐車場。
三河湾の海の幸や特産品を存分に楽しめるフェスティバルマーケットがすぐそばにあり、サービスの面々はたいそう美味しい思いをしたようです笑
旬のカキとか、ワンコインでうなぎとか。

同行していた孫のために、サービスクルーの1人がこんなものをもらってきてくれました。

ヘー!
裏表紙には…

魚食普及推進センター…フムフム。
ぬりえに混じって、いろんな豆知識が織り込まれている冊子になっていました。
『タコのソレは足で、イカのソレは腕』というのも、この冊子で知りました。

肉派 or 魚派というなら肉派、という子が多い世の中(大人もか笑)で、こういう地道な活動ってもっと報われないかなぁ…と眺めていて思いました。
浜焼き、いわゆる海鮮系のBBQ を提供する店もありましたから、海の幸を食べさせるそういうお店でお魚啓蒙活動を展開してる、とってもいい!
動物は何かの命を食べて生きてるんだから、文明を持った人間としてはそういうことをよく知って感謝して頂く、大事なことです。
そして体は食べたものでできてますから、何を食べて体を作って維持するか…はその人次第。

知って興味を持つことがまず一歩!ファミリーで楽しめるメシ屋でこういうの、とっても気に入りました。

ラリー三河湾2025ふりかえり④ おまけ「しめ飾り」

ラリーは公道を走るので、その街の様子などを知ることができます。
去年も今年も気になったのは、「しめ飾り」。
3月初旬というタイミングにも関わらず、大多数の家のお玄関には、しめ飾りが飾られていたんです。

ラリー中にパシャっと撮ったので、ひん曲がってますね…
わかりづらいので、彩度を上げて拡大。

きっと何かあるんだろうと思って、調べてみました。
年の瀬に、新しい年を迎えるのに合わせてしめ飾りを新しいものに取り替える風習があるらしい。
三河だけでなく神様のお膝元である伊勢でも、しめ飾りを一年を通して飾る地域があるんですって。
しめ飾りは神様が宿るといわれるし、邪気を払ってくれるというから、一年を通して神様に護って頂くために飾ってるんでしょう。
お伊勢さんの方である慣習が三河でも…
その関係性までは調べてませんが、神様を大切に思いあやかりたいという人々の心がこの現代にも根強く残っていることを、好ましく思いました。

ラリー三河湾ふりかえり③ Leg 2

昨日走った後のサービスでは、タイヤを交換しました。
2日目は初っ端から「10km のジムカーナ」みたいなステージがありますので…。

さて、明けて2日目。
前日の頂き物(+1分)を少しでもどうにかすべく、でも楽しんで走りきれるようスタートしました。

新しいタイヤ。
10km のジムカーナ “SS8 豊川宮路山(みやじさん)” はタイヤの皮剥きには十分すぎ…
オープンクラスのあるドライバー曰く
「雁峰を超えたな…」
(開催地が蒲郡に移る前の、新城ラリーで毎年のように使っていた林道)
でもミニらしく、ミニができることを存分に発揮してムダなく無理なく走ったと…思います。
ノートもうまく読めました。
その結果。
頂いた1分は、ほぼ返上できました。

SS のフィニッシュは走り抜けてそのタイムが計測され、その先には全競技者が完全停止しなければならないポイントがあります。
そこで、タイムカードと呼ばれる各競技車の動きを記録する紙にステージタイムが記録され、次の行程へと進みます。
SS のスタートは一般的に1分毎で、前後が同じようなタイムで走っていれば完全停止のポイント(ストップコントロール)で前後の車と会うことはないのですが、著しく速かったり遅かったりすると…

そこで会う。
(追いつく / 追いつかれる)

Leg 2 1本目の SSフィニッシュ後のストップコントロールで、我々は前車に追いつきました。
前車はまだタイムカードのやり取りをしていて…ということは、ほぼ1分速かった ということ。

そんなこんなで、頂いた1分は返上できました。

***
娘の描く「もち人間」は、どこへ行っても人気です。
タイムカードのやり取りをするオフィシャル何人の目に留まって、声をかけられたか…

日本のラリーは、どこの国でも当たり前のヒストリックのルールを正しく敷いていないので、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で小排気量のミニからターボ四駆までみーんな同じクラスです。
でも、クラス2位…ミニってスゴい車です。
セレモニアルフィニッシュでは、クラス1位のクルーがシャンパンファイト。

いいんです。
ミニのスゴさを存分にアピールできれば。
1日目が終わって、車両保管のエリアに車を収めた時に見回したら、トヨタの展示場かと勘違いするくらい、新しいトヨタの車しかいない印象でした。
そんな中で50年から経つ車がこうやって本気で走って魅せる、うっかりすると下の方の選手権を戦ってるクラスの方々を脅かす…ような存在であることを広く知ってもらうのが、ラリーを続けている理由の一つです。

今回も多分…少なからずアピールできたんじゃないかな。
ヒストリック / オープンクラスがもっと熱くなればいいのに。

***
ラリー三河湾、この大会の主催者は愛知県のクラブです。
大将は、現役WRCドライバー勝田貴元選手のおじいさま。
なんとなんと!
勝田選手がセレモニアルフィニッシュを潜る前に、我々の元へ歩いてきたじゃありませんか!
スライドウィンド越しに握手(クラス2位ですから笑)。
すかさずミーハー根性で「写真を撮らせてもらっても構いませんか?」

ホントはドライバーと握手してるトコも欲しかったけど…
次の瞬間叫んでました

「家宝にします!」

***
大会規則書には、ヒストリッククラスの表彰は 1〜4位 副賞 とありました。
正式結果が出てから、いそいそともらいに行くと何だか…でっかい紙袋を渡されました。
カップの箱が2つ…

それと副賞 蒲郡みかんで作ったワイン?2本と、ご当地クラフトビール2本。
うちのクルーは家庭内で結成してますので、うっかり入賞したりするとこういうものが2つ頂けるのです…
ドライバーは飲めませんし、私も普段は全く飲みません。
なので、副賞はもれなくサービスで来てくれた仲間にもらってもらいました。


4月には Manx を控えています。
十分な肩慣らし、それとコドライバーが冬眠から覚めるに多いに役に立ちました。

ココを訪れて下さる皆様には、リザルトの速報や車両の追跡システムなどを見てリアルタイム且つリモートで、見て下さってた方も多く、改めて応援の御礼を申し上げます。
ありがとうございました!

生まれた日のこと

先日のお休みの日、孫が2歳になりました。
あっという間でした。
いろいろありましたが生まれてからこのかた、彼女の居ない暮らしはもう考えられず。
家族というのはつくづくいいものです。


諸人よ 思い知れかし 己が身の 誕生の日は 母苦難の日 
(読み人知らず)


これから子を授かるような歳の人も、自分の子が子を授かるような歳の人も、皆おし並べて「人の子」であるわけで。
せっかくなので、今日これを読んで下さってる皆々様には是非…お誕生日にはお母様を思い出して頂こうかな。

一緒に住んでいる方も
別に住っている方も
お星様になっている(この世にはいない)方も

私も、孫の2度目の誕生日を無事迎え、実家の母を思い出しました。

ラリー三河湾2025ふりかえり② Leg 1

ポカポカいいお天気です。
昨年は海からの風が酷すぎてテントが出せない程でした。
出走はゼッケン順。
ヒストリックは一番最後です。
自分のスタートまで全然時間あるので、孫とゼッケンの若い方々をお見送り。

Sweeper の皆さんとも挨拶を交わします。
「お世話になります!…っていうか、お世話にならないようにがんばります!」

Sweeper は競技者が走り切った後を文字通り「お掃除」するのがお仕事。
何もなければ、コースクリアの確認。
ステージの中で止まっちゃうと、どうしました〜ってやってきて

– リタイヤになっちゃいますか?
  → 預ける書類が違ってくるので… *Leg1 離脱通知、離脱後のリスタート  *リタイヤ届
– レッカー手配しますか〜?
– チームが迎えに来るならフィニッシュまで連れて行きますよ〜
– サービス到着までは xxxx(メディアポイント等、安全に確保できる場所) で待機願います〜
 などなど

お掃除の対象になるわけです笑
お世話にならない方がいいに決まってますよね。

***
さぁスタートです。
SS2 スパ西浦という小ぶりなサーキットを使うステージへ向かう道すがら。
あれは、三河大島かな。

なーんて、のどかなことを言っている余裕はなく…
実はインカムが SS1 で不調。
SS2 に到達するまでに対処したのでその後には響かず。
でも車載カメラが…

***
順調です。
我々ミニですが、ターボ四駆とかオープンクラスのヤリスらと何故か競り合ってました。
上の選手権を戦ってるクラスはほぼほぼトヨタ車しかいないので、後ろの方は新しいの古いの織り
交ぜて賑やかで、見ている方も面白いんじゃないのかな。

Leg1(1日目)は、

数百メートルのジムカーナ的なステージを2本
サーキット2本
ダート(土埃が酷かったので『土埃』と呼んでました笑)1本
それに普通のステージが2本。

『色物』的な要素多めの構成だったので、ラリーをやったっていう感覚があんまりなくて。
その割にはサーキットがあったのと、SS 3/6 は路面の悪い元有料道「三河湾スカイライン」
走るステージだったため、タイヤはめちゃめちゃ摩耗しました。

無料開放後は維持管理が非常に悪くなり、舗装も著しく傷み走行には常に注意が必要である。
夏場は草木がはみ出す箇所も多く、特に台風のあとなどは落下物で荒れ放題となり相当の危険を伴う
(Wikipedia より)

(一応、記念撮影…)

そして1日の終わりが『土埃』だったので、車はカッサカサです。

ブレーキドラムを外すと、その中からもいい量の砂が。
でも車は目立ったトラブルなし、各部位のチェックで1日のおしまいのサービスを終えて車両保管へ。

土埃のステージで、我々はミスコースをしてしまいまして…(ミスコースしてるクルー結構いた)
1分のペナルティを食らってクラス5位。
翌日は、ステージ3本を午前午後と2度ずつ走って、締めくくりに『土埃』を走ります。

巻き返せるか…氣谷組。

ラリー三河湾2025ふりかえり③ へつづく

ラリー三河湾2025ふりかえり①本番前

ラリーは Recce(reconnaissance : 試走)から始まります。
イベントの規模にもよりますが、全日本は本戦の前日に朝早くから昼過ぎまでステージの下見をする
機会が与えられています。
Recce の日は朝が早いので、その前日(木曜であることが多い)に現地へ発ちます。

昨年はあっという間にリタイヤしたので、今年は何としても全部走り切ってリザルト残さないと。
イベントによって異なるのですが、今回は Recce の前日にロードブックがもらえました。
Recce の朝、受け取ってそのままいきなり Recce に出かける、というケースも少なくありません。
そんなのハラハラです。
今回は前日に手元にあったので、Recce で使うレンタカーを借り、夕方の安全講習会・夕食を済ませ
たら時間の許す限り下準備です。
三河ですから横浜から大した距離ではないとはいえ、若くないので睡眠ちゃんととらないと。
翌日は早いので、諸々許す限り準備します。
毎度お馴染みペースノートの表紙は、娘が描くオリジナルキャラクター『もち人間』。

Recce の間は、あまり余裕ありません。
加えてこのイベントは Recce の日夕方、ブリーフィング+セレモニアルスタートが別会場であるので
レーススーツを着て臨まねばなりません。
時間が微妙なので、レンタカーの返却はサービスに任せ会場を移動しました。

小雨がパラつく中、蒲郡駅前の目抜き通りの特設会場でセレモニアルスタートです。
1台ずつゲートをくぐって、観客へ顔見世。

さぁ、翌日からラリー。
最後まで道の上にいないと!

ラリー三河湾2025ふりかえり② へつづく