— 4月のラリー絡みの渡英の折に、British Motor Museum で公募していた “Young Artist Competition” に応募してきました。 テーマは『環境と自動車』。 古い車のお世話をするガレージで育った娘にとって、このテーマはアイディアを紡ぎ出すのは比較的やりやすかったようです。 当然、Mini を使って表現しました。 4月末に締め切られ、娘はどんな作品が受賞するのか、気になっていました。 5月の私の誕生日の頃、「そういえば随分時間が経ったけど、どうなったかね?」そんなことを話していました。
そして6月1日、娘の元に1通のEメールが。 congratulate you on winning … ?? 6月21日(土)11時にあなたとご家族を博物館に招待しますって… 事情はわかってるからチャット等で対応もできるので、って…
作品は、会期中の “The Gallery 2025” (自動車の絵画や造形の)に展示されるらしい… さぁ大変だ。 当初は店主の業務の都合で同行は微妙でしたが、どうにかやりくりがついたので(渡航費大変だけど…)4人でいくことにしました。 こんなことは滅多にないこと、しかも自動車の博物館で開催している展覧会に作品を展示する栄誉を受けるとは。 いかにもうちの娘らしいではありませんか笑
博物館の近くの、Motorway の Service にあるいわゆるビジネスホテルのようなところに宿を取り、これを書いています。 日没は 21:36 、やっと空が暗くなって夜っぽくなってきました。
日本は大変残念なことに、ASN(モータースポーツを司る各国の団体)である JAF が『FIA国際モータースポーツ競技規則付則K項』(通称 Appendix K)に則っていないので、ヒストリックのカテゴリーはいつまで経っても栄えず、たいていの場合は『その他(オープン)』で片づけられています。 * 上にリンクを貼ったのは、FIA のAppendix K を JAF が日本語訳しているだけ、です。 グレイス店主は、ずーっとずーっと JAF に働きかけをしていますが、古い車が元気でいるのはメーカーが新車を売る妨げになるのでダメなんだそうです。 栄えるわけがありませんよね…何とも嘆かわしいことです。