クラブ主催ロードラリー

以前にこちらでも公示した、店主こと私が主宰クラブ主催のロードラリー(なんかややっこし笑)の
申込受付を開始します。
このロードラリーは、クラブ員のスキルアップ(競技者として、運営者として、事務方として)の為
企画・運営をします。
加えてモータースポーツの原点であるロードラリーを広く知ってもらい、モータースポーツ振興を
目的としています。
壮大なスケール的物言い(笑)ですが、千里のみちも一歩から…
モータースポーツ後進国のココ日本で、自分達ができることをしようという地道な活動でもあります。

特別規則書/申込書はこちら
出力して必要事項をご記入の上、必要書類を添付してお申し込みください。
特別規則書には現金書留とありますが、お近くの方は事務局へ直接お持ち下さっても OK。

一応競技ですので、規則書がございます。こちら
(以前にも紹介した通り、走りの正確さを競うのがロードラリーですので、速けりゃエライ訳では
ありません、念の為)

申込書にもある通り、 Competition / Touring クラスが2つ用意されています。
同じコースを走りロードラリー形式を体験して、『沼』の入り口を垣間見る(笑)クラスもあります。
特別なツールがなくても、スマートフォンにアプリを入れれば OK 。
詳しくは…事務局(グレイス)まで。

走るために練られたコースで、車を操る楽しさや難しさ、奥深さを知ってほしい…
クラブ員の願いです。

仲間がロードラリーの試走へ

クラブで、9月下旬にロードラリーを企画しています。
今日、2度目の試走に出向いてくれました。
(背を向けている人は試走に行っていません笑
4時半頃横浜を出て、房総半島へ。
前回の試走では、予定していたコースの一部に災害による通行止箇所があることが発覚。
検討し直して、手直しを加えて仕切り直しの今日でした。
帰還後、軽く打ち合わせをしてあとは、皆持ち帰ってコマ図はじめロードブックに仕上げます。
(アレみんな楽しそうだ)

そうです皆、楽しんでやってるんです。
仕事でも何でもないし、あくまで余暇の活動なんですが。
でもラリーって、生きるのにホント役に立つ!
奥が深いんです。
私自身こんなにハマると思ってなかったし…
作るのも、出るのも、事務方も、皆がスキルアップのためにやってます。

25日にエントリー開始。
改めてココに書くことにします。
ご興味ある方、是非。
なんだそれー?レースじゃないのー
ですよねよくわかんないですよね。
ちゃんとレクチャーしますので、お気軽にグレイス迄ご連絡下さい!

まずは安全から構築

出来上がった 1275GT のラリー車。
オーナーが書類を持参しながら仕上がった車を見に来たので、シートポジション等 FIX しました。
何はなくともまず安全な車でないと。

言わずもがな危ないことをするのですから、自分の体を守らねば。
ラリーは2人1組でしますからコ・ドライバーの安全、それとモータースポーツをすることに
理解を示してくれる周りの人たち(家族や職場の人)のためにも、安全に走って安全に終える努力は
惜しんではいけません。
どんなに心がけても不測の事態はどうしても起きます…そうなった時に身を守れるように車の装備を
万全にしておくべきです。
ですからモータースポーツを始める人、車を作る時には何はなくとも安全装備を堅牢にします。

入口に立った時点で、スペックやチューニングに心血注いで速くなろうとする人が多いのですが、
私は断固反対(拒否、に近いかな)します。
チューニングなんて二の次三の次。
始めたばかりで速く走れるわけないじゃん。
まずは車と通い合うこと。
車の操作をギクシャクせず無駄なくスムーズに出来なくて、何がスピードじゃ笑
素の状態に近いスペックを使い切れるまでになって初めて、次のステップじゃろ。
チューニングっていうなら、エンジンじゃなくて車全体のバランス、サスペンションとかとの同調の
方がはるかに大事。

ローマは1日にしてならず。
簡単に速く走れるようにはならんのです。
痛い思い(失敗)もいっぱいして…それがすなわち経験値の蓄積。
続けてれば、経験をたくさん積めば、いつしか引き出しに様々な場面でのスキルが詰まって結果、
車のポテンシャルを引き出す走りができるようになれる…はず。
若い一線級のドライバーが若くして花咲くのは、若いけど経験豊富だから。
小さい頃からやってます。
筋がいい、環境がある、それはその人が持ち合わせたもの。
それだけでは成し得ません。
その上には、おびただしい時間が積み重なります。
どれだけやったか。
それに尽きます。

参考までに、今年 WRC でダントツトップの Kalle Rovanperä の動画をどうぞ。
以前にもココに貼り付けましたが、例によって飛んじゃったので改めて。

HRCR Japan members で

久しぶりに店主主宰クラブでロードラリーを開催します!

途中には Regularity Test と呼ばれるテスト区間が用意されていて、走りの正確さを競います。
(22.63km で 5km 走りなさい、的なオーダーが)
走るために練られ、行った先の土地を楽しめるように組まれたコースを2人1組で走ります。
ロードラリーはモータースポーツの基本といわれます。
少しの予備知識があれば、難しいことはありません。
(奥は深いんですが…)あとはスマートフォンのアプリがあれば始められます。

ご縁のあった方に、切り口を変えて車の楽しみ方の提案です。
ご興味あれば、返信で結構ですのでまずはご一報ください。

「予備知識」のレクチャーは随時、承ります。

なお、お申し込みの受付は、大会1か月前の8月25日です。
車の楽しみ、いろんな方に知っていただきたくて、ご案内です。

ご興味ある方、参加ご希望の方はこちらからご連絡ください

Rally of Middle Boso ( PDF )

ナンバーステイをつけます

長いトンネルの出口が見えてきました。
ナンバープレートステイの位置を決めます。

帰宅前には、ドアにステッカーも貼りました…一発っ笑
“1275 GT”

メーター周りが独特です。
競技車の証、カットスイッチも鎮座。

***
さてさてこの子は…ここから離れたくないの?

長期在庫のガラスがピーっと割れて
新品を注文したら年代違いが届いて1cmちょっと大きくて
今度はちゃんと届いたけど

60年以上前のオリジナルのウィンドスクリーンフレームと今のゴムとの相性悪く…
あと一歩のところで再びピーっと割れました。
もうこれ以上失敗したくないので、残念だけどオリジナルのフレームは諦めます。
フレーム+ガラス、すでに組まれたものを買い直します。
これでまた足止め。

ねぇ、ホントにここから離れたくないんじゃないの?

熱波…

ヨーロッパを熱波が襲っているらしい。

子供の頃住んだのでよくわかりますが、レンガ造りの家は涼しいんです。
レンガ積みの家は暖気を逃さないので、冬は暖かく夏はなかなかに涼しいんです。
ただ私が住んだレンガの家と、あちらのレンガの家は少し様子が違います。
あちらのレンガの建物、屋根が脆弱だと思うんです。
カーっと照らされることは想定してない、雪も少ないから屋根に工夫はない…
大丈夫かな…
(画像は BBC weather より)

あちらの人たちにとって太陽はご馳走。
でもこの暑さは異常…どうか体が悲鳴を上げないように工夫して欲しいです。
汗のかきすぎで塩分やミネラルが出て行っちゃう、とかあんまり経験したことないだろうから、
どうか上手に立ち回って欲しいです。
学校は授業を早めに切り上げる計画だそうです素晴らしい。

電気が足らないからって『発電』じゃなくて『節電』を強要する日本政府とは大違いですよね 笑

***
先週は車検も少なくて、長くお預かりしてる車両にじっくり取り掛かってました。
おかげさまでだいぶ進みました。
ラリー車に仕上げている 1275GT は、週末しれっとエンジンをかけるまで進めました。
ドアトリムとかも入って、フロントのお顔周りも概ね済んで、今日はウィンド周りの作業。

競技車だねぇ

今日は2人がかり。
Teal Blue の1275GT です。
ダッシュボード周りの作業をしていきます。

カットスイッチの台座、さっき作りました。
下側のエッジだって、ちゃんと丸めて処理してあります。
(この奥に手を突っ込むことがあるのは、おそらくメカニック=己らですから…)

電力全カット、これをオフにしておくとエンジンもかかりません。
アクシデントの際など、火災などを未然に防ぐのに有益です。
コレ着くと、競技車っぽい笑

こちらではキャブレータの準備を。