ラリーは道具が特殊ゆえ、シーズンの始まりが早いですよね。
WRC は今週、今年も雪のモンテカルロ(モナコ / フランス)で開幕しました。
90回目を数える、伝統ある大会です。
余談ですが、今年の我々の開幕戦も雪(嬬恋)を予定してたんですが中止になっちゃった。
今年もだよ…残念。
昨年5月に FIA が発表していた通り、今年から WRC は車両のハイブリット化と持続可能燃料のみの
使用となりました。
ハイブリットユニットを搭載した “Rally 1″は 1.6L 4気筒とモータージェネレーターユニットの
二刀流。
リエゾンとサービスパークは、ハイブリッドモードなんだそうです。
持続化…最近よく聞く言葉ですが持続可能燃料とは、いわゆるバイオ燃料を使ったもの。
『合成物質とバイオ燃料成分をブレンドした化石を含まない炭化水素ベースの燃料』
F1含めFIAの世界選手権シリーズで、初めての採用なんだそうです。
こういう試みを聞くと、嬉しくなります。
最前線のモータースポーツのフィールドが、自動車のこれからを見据えた試みを積極的に
取り入れる、時代に則した業界の行く末を模索する、あるべき姿です。