Get Back

ここ数日、帰宅してからの楽しみはコレ…

1969年、アップルコア本社の屋上で行われた The Beatles の最後のライブパフォーマンス

そこに至るまでの三部にわたるドキュメンタリー映画。
限定配信されたのは知っていたけど…
DVD になって発売されるという情報を得て、女房殿が早々に Amazon で予約するも発売が延期を
繰り返していたようです。
(注文済みであることを女房殿は私に内緒にしていたので、私は詳細を知る由もなく)

数日前、ついに到着!
風呂 → 夕食後におおむね1日1本のペースで観ていました。
(もう見終わっちまった…)

監督はニュージーランド人のピーター・ジャクソン、『ロードオブザリング 』シリーズ の監督と
いえば伝わるかな。
56時間にも渡る未公開映像が、最新の技術を駆使して 120分 x 三部にまとめられたんですが、
作業はニュージーランドで行われた(封じ込めに成功した数少ない国)ため、比較的空白の時間は
少なかったようです…とはいえ制作は当然パンデミックの影響を大きく受けました。

わずか50年足らずでこんなに激変した時代はないんじゃないのかな…
機材や道具に見る変化はもちろんなんですが、

まーみんな、タバコすんごい吸ってるし(今やパブですら喫煙できる場所は裏口の灰皿の辺りだけ)
まーみんな、お茶ばっか飲んでるし(今やスタバや Costa などコーヒーも極めて一般的)
映像に登場する人たちは、街を行く人も含めてほとんど細身(今や太めの人いっぱい)

生活様式が大幅に変わったんだなぁ。
今や、イギリスで食事をすると生野菜(サラダっぽいもの)がフツーに出てくるもの。
25年前じゃ考えられないことです。

それより、The Beatles としてのメジャー活動期間は8年(1962〜1970)足らず。
ほんのわずかな時間だったにも関わらず、時代を虜にし後世にまでその影響は計り知れないものが
あります。
小学生だった私は、レコードをすり減るまで聞いたものです。
小3で家族に転機が訪れ、心の支えになったのは音楽と鍛錬(剣道)でした。

私の贔屓は George Harrison、今回のフィルムを見てもつくづく「気付くと音楽が馴染んでる」
そんなキャラクターであったのが伝わってきました。
あんだけタバコ吸ってりゃ、体も悪くしますって…彼は2001年に亡くなっています。

久しぶりにいろんなことを思い出した、懐かしい時間でした。
時に、ヨーロッパで発生している熱波が、スペインもフランスも超えてイギリスへ達する勢いとか。
みんな大丈夫かな…