Manx Rally 2024 ふりかえり番外編② なんで金子コーナー?

Manx Rally 2024 Leg1 Injebreck
car 142 こと氣谷組がバーストしたのが、Little London Rd.を登りきって B10 にぶつかる右ヘアピン。
ここはいわゆる名物コースで、今回は上りでしたが下っていくコース設定のこともあります。
Team Japan の中では『金子コーナー』と呼んでいるんですが…なんで?


2013年、Team Japan の渡航メンバーの中にカメラマンがいました。
かつてグレイスのお客様で、定年するまで企業で勤め上げ、リタイヤしてそれまで趣味にしていた
写真で仕事を始めた方で、主に学校行事などに随行して写真を撮るカメラマンでした。
一緒に行ってラリーを撮ってみたい!
ということで同行、メディア登録も行いタバードを着てステージの写真を撮っていました。

ちなみに、10年経った今では誰でも登録できるわけではなく、Motorsport UK(英のASN)への
登録を済ませたメディアでないとカメラマンとしてステージに入ることはできません。
安全面の観点から、以前のようなゆる〜い管理ではなくなっているようです。

で、ステージでメディアとして写真を撮っていたわけですが、例の名物コーナーではヘアピンの
「内側」から撮ることを選択!
この年は、今年とは逆のルート。
スピードの出る広い道を下ってきて、左ヘアピン先は細くてシャープな下り。

ヘアピンの内側からの激写、遠目には港町 Peel の沖合いが映り込んでいます。
別のカメラマンは上の土手から撮っていて、逆に高低差がよくわかるショット。
(失敗しているように見えますが大丈夫、ひっくり返ったりはしていません笑)

「内側」から撮った彼の名前を取って、我々の仲間内ではいつしかココを『金子コーナー』と呼ぶ
ようになりました…。
本当は、どう呼んだらいいんだろう…
人に説明するときは

Little London Rd が B10 にぶつかるところ


こんな風に言ってますが…
Little London てのもクセモノで、細くてシャープなガッタガタ道を行くと、農場というか2件ほどの
集落?があるんですが、そこが Little London 。
どこが London じゃい。

とにかく、2013年にご一緒したカメラマンのお名前から『金子コーナー』は我々の内輪で固有名詞に
なりました笑