「へだて」続き

ここまで来たので、楕円のほうのも作ります。
型紙ないので…ちょっと考えます。
へだてが触れる部分…器の内側(内寸)を計って…

サイズダウンした楕円をもう1つ用意して、四隅をエグるか、上下四方をエグるか…
雰囲気わかないので、型紙は両方作ってみます。

右のドローンっぽい格好の方を採用。
こっちで作ることにします。
茶碗のへだて同様この形(出来上がり寸法)で接着芯を用意、アイロンで布に接着してから縫い代の
分を勘定して布を裁断します。

いい感じ、あとはグシグシ縫うだけ。
出っ張ってるトコ1箇所を残して中表で縫う → 表へ返して残りをかがる
やったーできました ❤︎

小さい子どもにどのタイミングで瀬戸物を使わせるか、考え方は様々だと思います。
多少の犠牲があっても、物を大事にするとか乱暴だと壊れるとか、毎日の中で自然と身につくこと
ってとっても大切だと思います。
価値観は家の中で決まります(当たり前ですよね)。
学校に何かと丸投げする親とかよく聞きますが、学校に上がる前にだーいぶ決まっちゃってます。
子どもが最初に深く関わる、そして身近な社会は『家庭』ですもの。

余談。
これを作ったのは、自身もお子さんがいる女性の作家さん。
楕円の小皿は内側の縁を触るとほんのり「返し」のようになっています。
よく子どもがスプーンなどで食べ物をお皿からすくおうとする時、まるでお相撲の土俵から寄り切ら
れるように、スプーンに押されて食べ物がお皿からこぼれ落ちる…
見かけたことも、経験したこともあると思います。
結果、こぼれちゃうから口からお迎えにいく笑

このお皿、ほんのわずかな「返し」のようなヘリの膨らみが、寄り切りを防ぎスプーンに食べ物が
乗りやすいようになってます。
お母さんの目線ですよね。
あと、これは私が持ってみて思ったのですが以外と持ち重りがする。
小皿をむやみやたらに持たないように(口からお迎えにいかないように)自然と置いて使うように
考えられているのかもしれません。