ミニって最高なんだから

私の毎日の足として、イヤをも言わず走ってくれる白いミニ。
遠くない将来、大幅リフレッシュを計画していますが、それに先立って内装トリム一式が
刷新されました。
キレイ担当が張り替えてくれました ❤︎
エンジン始動時には白煙が出てくるようになってきて、満身創痍の感も否めませんが…
トリムがキレイになったらいい車になった気がするんですから、人の感情なんていい加減なもんです笑

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私のかつての生活の足だった ノーチラス号。
ちょっと手元を離れたら色々不具合出て、エンジン下ろして検証しました。

この後無事エンジンがかかり、この先乗ってくれる人との出会いを待ちます。
内装は Autumn Leaf を選んでいます。
秋に色づいた葉っぱを連想させる、キャラメルのような色。
車の色とい、内装といい。
この車も新車からグレイスでお世話していたものを引き取ってリフレッシュして。
蘇ってエンジンも内装も刷新。
1997年の個体です。
生産終了近くの車両ですからミニとしては『新しい』。
でも実に25年経っています。
25年経った車が、サラっとこうやって全て新品とは言わずとも、主要な機構は全てオーバーホール
したり部品を交換して、甦ってまた活きる。
こんな素晴らしいことってありますか?
知識と技術とが、それを可能にします。
新たにどーさどさ作らなくとも、みーんな捨てちゃわなくたって、いいんです。
新たに車を買えば、税金なんかもかかります。
政府は新しいものを消費させようと、燃費がいいと減税だのと必死。
長く維持している車には課税しようと躍起。
新しいのって、そんなにエラいの?
全部新しくなきゃいけないの?
我々が携わる車は、化石燃料に代わる燃料でだってちゃんと動きます。
それが証拠に、今年から WRC を戦う車たちは100%持続可能な燃料(いわゆるバイオ燃料)と
モーター(サービスパーク内と移動区間定められた区間:モンテカルロでは1511.47kmのうち3.6km)のハイブリッド車両 “Rally 1” にとって変わっています。
代替燃料でも、ラリーの最高峰で高いパフォーマンスを発揮できます。
ミニだって同じ。
これまでも様々な技術の移り変わりがありましたが、燃料にも対応すればいいことです。

脱線しかかってますが、新しいものは決して最良では…ない。
なぜならそれを作ることでよっぽども環境に害を及ぼしているから。
今ある使えるものからホイホイ新しいものに取り替えるのは…

環境を言い訳にして、ホントは飽きたからでしょ?

適材適所、この先は共生の時代へと移っていくべきと思います。


そして車体の色といい内装といい。
洒落てます。
内装は新品が買えるんですから…
知識と技術があれば、車を甦らせることができます。
手間もかかります、時代とテクノロジーとのすり合わせ、ヒストリックカーなどは倫理観も。
勉強も、研究も、探求も、テストも必要です。

知識と技術がない人がやるから、問題が起きるんです。