涼しい顔をしていましたが早々と送り出した競技車、4月の中旬までは順調に航行。
ところが…
急遽、英 Felixstowe に寄港、それから蘭( オランダ ! ! ! )antwerp に寄港、と予定が大幅に変更に
なりました。
Felixstowe に寄港した時に下ろせればよかったのですが、行き先でコンテナの配置は決まるので、
終点まで予定していた我々のコンテナはおそらく一番下。
毎日トラッキングをチェックしていた夫が、青くなって船会社に問い合わせ。
ところが日本法人は変更不可の一点張り。
もしアレンジできなかったら…どれだけの損失、同行する人もいるのにどうなってしまうの ? !
本社(スイス)、UK 法人、現地のエージェント…夫はやや気が狂いそうになりつつも、日常の作業を
激しくこなしながら、どうにかコンテナの向きを1日でも早くUK に向けられるよう必死にやり取り。
そして、不安に押し潰されそうな日々を過ごすこと数日。
やっと道筋が立ち、Antwerp – Felixstowe の船に乗り換え(別途費用発生…)、そこから鉄道に乗り
Liverpool へとアレンジすることができました。
Mon 29 Apr. Antwerp
Wed 1 May Felixstowe
Thu 2 May Liverpool
UK は6日(月)がバンクホリデー…つまり3連休、我々がイギリスに着いたのは6日。
もー!過去一番のギリギリっぷり。
ありえないんですけど。
現地エージェントのヤードまで着いたら、当初頼んでいた Manx Man のラリー仲間のところまで、
そのの友人が運んでくれてありました。
フェリーが出港する、Albert Dock からすぐの場所。
あぁ…やっと会えた。
Manx Man のその人は、複数の自動車メーカーのディーラーを持つ会社の CEO 。
Mini やPorsche でラリーをやっていて、今回は0カーを彼が勤めると彼の友人から聞きました。
ガレージには、過去に出場したラリーのゼッケンやプラークがびっしり!
とにもかくにも、どうにか間に合いました。
荷主が現地に行けば…とか
レッキ(試走)している間に誰かに運んでもらわないと間に合わないかも…とか
いろんなことを考え、いろんなことが頭をよぎりましたが どうにかなりました。
無事の再会に心の底から安堵して、夕刻のフェリーの時間はまでは徒歩で Albert Dock で過ごし
ました。
そしていよいよ乗船、今年は去年留守番だった娘とその娘も一緒です。
この写真は午後9時半、イギリスの陽の長い夏の始まりを感じさせる夕暮れ?がキレイです。
前方はマン島、波はすこぶる穏やかでこれまでの不安がウソのようでした。
あのまま何もせず(そんなことはないだろうけど)乗っていたら、Liverpool につくのは5月18日
になるところでした。
あらやだ 昨日じゃないの笑
Manx Rally 2024 ふりかえり② へつづく