マイナス1

新城ラリー2022 Day2
SS(スペシャルステージ)は3本です(やれやれ)。
前日のうちに再車検をしてもらえたので、通常スケジュールで車両保管から出すところから
2日目が始まりました。

毎度おなじみ、高低差のある道の酷いサーキット的な『本宮山スカイライン』(元有料道路)を
使った『鬼久保』ステージ、それと雁峰山(がんぽうさん)の中の林道しか使いません。
2018年から数年参加しているだけですが、年々スケールダウンしている感が…
新城ラリーで使う林道は、コーナーがとにかく深くて。
初めて来た時には、試走中珍しく車酔いしました。

2日目で使った雁峰中もよく滑りました…中盤にさしかかる手前に酷い ディップ x ギャップ
があり、ハラハラしましたがそれも含めてだいぶ道のクセが解ってきて、作るペースノートも
だいぶ定まってきました。
昨日のコースオフが惜しまれますが、気を取り直して。
2日目の出走順は、昨日クラストップに立ったチームメイトのすぐ後ろ。

1本走ってすぐサービス。
#57 はなーんもすることなし、増し締め等チェックのみ。
#58 は…タイヤに何か刺さってる?!ことがこの後発覚。
急きょタイヤを換えて臨みました…危ない危ない。

HQ もステージの山も、立派な杉がわんさか。
トイレへ行って、ダンパー調整をちょっとしたらドライバーはもうくしゃみが止まりません。
薬も飲んで、点鼻薬もして、これ以上できることは…もはやなし。
ティッシュで足りず手ぬぐいで鼻をかみ、マイク越しに思いっきりくしゃみ。
キーンってなりました笑

あっという間に(3本しかないしね)終わって、HQ に戻るとちょうどクラス優勝したチーム
メイトがゲートをくぐってインタビューを受けたところでした。

地元のミニ乗りから、地元のラリーストへ。
彼は、我々が新城で走る様子を見て、グレイスを訪ねてきてくれた人です。
始めたのは遅いけど、そんなの人それぞれ。
同様に新城ラリーで我々のミニを見て、岐阜から訪ねてきたミニ乗りが今回彼のコドライバーを
つとめました。
スゴいスゴい。
生活があって、加えて家族とか仲間とか協力者がいて、そんな中でラリーやってる。
真剣です。
車といっぱい対話して、車の嫌がることはしない ➡︎ 車を壊さない、車を壊しづらい
車を素直に動かせば、車はその車の持つポテンシャルを発揮してくれます。
(そうなるようにグレイスは作ってる)
元気に走るミニを、見てる人は見てくれてます。
少しずつ、ファンが増えるといいなぁ…
もうみそっかすなんて言わせない!
(選手権外のオープンクラスは、中継打ち切られたり酷い扱いをされることもありました)

スカスカで欲求不満ですが、チームにとってはいいラリーになりました。
スカスカですから終わるのも当然、早〜い笑

そして極めつけ。
3本しかなかった SS のうち、1本がキャンセルになりました。
若干耐性ができていて驚かないのも困ったものですが…
これでは、地方選のボリュームにも満たないんじゃないんでしょうか。
いろいろ考えちゃいます。