夏越の祓

なごしのはらい と読みます。

今日は6月30日。
早いもので1年の半分が終わります。
半年分の穢れを祓い、残りの半年の息災を記念する行事。
大きい神社には茅の輪と呼ばれる結界が設けられ、そこをくぐって厄除けをします。

水無月と呼ぶお菓子があります。
ういろうの上に小豆が乗って、三角に切ったお菓子です。
小豆の赤は邪気を払う意味合いがあり、この行事には欠かせないお菓子です。

今年も自宅の近所の「たんの和菓子店」で求めました。
娘と、「まごまごしてると6月が終わっちゃう!」と慌てて出かけました。

皆さまには、どんな上半期でしたか?
我が家はなかなかに充実した上半期でしたが、後半も皆が安全で更に満ち足りた日々になるように。

今回はサーモンで

今年の都営でハマった Fish Cake 。
お客様お手植えのきたあかりで先日はコロッケ、今回はサーモンでフィッシュケーキ作りました。
週末にちょっとしたお祝いごとがあって、人が少し集まり家で食事会なので…
女房殿の手助け、一品作ります。

この後コロッケ同様に衣をつけたら、個包装してぜーんぶ冷凍。
今日は今日で、昨夜頂いたカツオ(半身)をタタキにしていただきますので〜

バーナーで豪快に
相変わらず、季節の恵みを頂きっぱなしの氣谷家です…感謝。

きたあかり

今年も大地の恵みをたくさんいただきました。
(いつもありがとうございます)
この2週間くらい、家の野暮用で目が回りそうだったので後回しにしていましたが今日こそは!

コロッケ

いっぱいマッシュしたので、残りは女房殿に託します…何ができるかな。
売ってる惣菜はいちいち味が濃いので(衣にも味が付いてたり)、素材の味がわかりません。
コロッケなんか手間少々、神経を使う工程もなく簡単だから作ればいいのに…。
家で作れば、抜群に美味しい。

オジカソース、毎年ラリー丹後(ちょうどこの週末に開催されてました)に遠征に行くと決まって
買ってくるのですが、もうストックないな。
また来年のお楽しみ、ってことで。

ラリー丹後は、丹後半島を南北に貫く『丹後縦貫林道』がステージに使われます。
大鼓(タイコ)山線、角突(ツノツキ)山線、成相(ナリアイ)線、大内線、奥寄(オクヨリ)線 
いずれもステージの名前になっています。
上りで使う時もあれば下りの時もあり。
上りは小排気量のミニには辛いのですが、下りは大いに勉強になりました。
今回の Manx National に向けたマシンのセッティングにも役に立ったんです。

踏んでこそ安定するわけですから、下りこそ踏まないと!

脱線しました…
次は、もう1回フィッシュケーキを作ろう。

旅のおまけ『春たけなわのマン島』

現地はちょうど八重桜が終わったような陽気、土手ですら色鮮やか…
これまでのマン島ラリーは秋でしたから、車窓からの風景ひとつ取っても、趣がだいぶ違います。

リバプールからのフェリーが着いたのが夜10時過ぎ。
到着した日は「いつもの道」をホテルに向けて疾走、気付きませんでしたが翌朝、車で出かけたら…
道の両袖には車が通るたび白い小花が揺れ、見上げれば若緑が勢い良く上へ上へ伸びる音が聞こえる
かのよう。

土手の上を埋め尽くすのは満開のエニシダ。
日本で見かけるのとはちょっと種類が違う…ハリエニシダ(Gorsh)っていうらしい。

Laxey Tartan の色にも使われている黄色は、ハリエニシダの黄色です。

Blue for sky & sea
Green for hills
Purple for heather
Yellow for gorse
White for cottages

Laxey は、マン島の東側中腹に位置する町です。
この町はまた別の投稿で触れるとして、今は Tartan の話。
Tartan って、名家や町、団体や学校等が独自のものを持っていることがしばしばあります。
日本でいうと家紋とか、それに近いものがあるかな…
家や町、団体・学校にちなんだ色を組み合わせるんです。

これまではラリーが秋だったので、荒野を埋め尽くす紫色の Heather しかお目にかかったことが
ありませんでした。(画像はインターネットから)

小学校に上がる前かな…の娘が着用してるのは、Manx Laxey Tartan のキルトです。

島/メインランドのあちらこちらでちょうど満開だったのが、コレ。
セイヨウトチノキ(マロニエ)、花は白/ピンクどちらもありました。
そういや銀座にマロニエ通りってありますね。
(かなり大きい木が多かったから、銀座に植えてたらさぞ窮屈…名前と雰囲気だけかな笑)

花が上を向いて咲いているので、桐の木かと思いましたが全然違った…

そこここに花がたくさん。
とにかく美しい島がより美しく、久々(6年)に行ったこともあり感動が大きかったです。

山吹を見ると毎年思い出す

桜はとうに葉桜となり、店の前は山吹が満開です。
山吹の花を見ると毎年思い出す、『太田道灌』の話

太田道灌といえば、江戸城を築城した武将であるということと、山吹の花の話が有名。
江戸城といっても、あの江戸城の前身の江戸城。
現在の東御苑付近に位置していたそうです。

それと、山吹の花の話。
以前記事にしましたが、一昨年の晩秋にブログがすっ飛んだので消えちゃいましたので改めて。

太田道灌が供を連れて狩りに出かけたところ、道中で雨に降られます。
蓑(みの:すげ等で編んだいわゆる合羽)を借りて欲しいと農家に立ち寄ると、その家の娘は黙って山吹の枝を差し出すのみ。
ずぶ濡れで戻った道灌が、年配の家老にこの話をしたところ…

七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき

実の / 蓑 をかけていて、つまり…
貧しくて蓑すらないことを山吹の枝を差し出すことで伝えようとした…
道灌は己の無知を恥じて、以降学問にも精進したと言われます。
いくつになっても、どのような立場になっても、学びを怠らず謙虚でありたいと、山吹を見ると
毎年思います。

***
さてガレージの中は、というとMGだらけになっています。
車検で入庫中のMGB、点検中のMG Midget、向こうにはちょいと長逗留のMG TD。

今日はシューマイです

氣谷家のたけのこ祭りは、先週から既に始まっていて…

土佐煮
メンマ風ピリから炒め
たけのこご飯
豚バラと春キャベツ、スナップエンドウと塩麹炒め

今日はシューマイです。

せいろで蒸しました。
ほんのり木の香りもして、美味!
野菜炒めは娘が作ってくれました。

たけのこ2023

月曜日。
巨大なたけのこを手に笑顔のグルメメカの画像が送られてきたきて。
あぁ…

さ、釜爺ならぬ「釜バァ」笑
先着5名様、下茹で済んだたけのこあり〼

***

外で私が燻されている間に、850 のエンジンはここまで色が入りました

Mk1 の 850

これは昨日。
850cc のエンジンを組んでます。

***
ちょっとまだ早かったらしい…
たけのこが始まりました。

生わかめ!

生わかめをクラブ員が送ってくれました。
1年中出回ってますが、春が旬ですよね。
三河湾のわかめ(多分)だそうです。

よーく洗います。
結構しっかりした砂つぶが何度すすいでも出ます。
極小の巻貝?っぽいのとか、色の違う海藻の破片とか。
とにかく何度もすすぎます。

中心の芯っぽい部位、いわゆる茎とそれ以外のピラピラした部位に分け熱湯でさっと火を通します。
お湯に入れた瞬間に、鮮やかな緑色に!

茎は細く切って、佃煮みたいにするんだ〜
絶対美味しい。

出汁で甘辛く炊いて、一味を利かせ仕上げに割りゴマをたっぷりまぶしました。

ホラ左のビン詰めなんて、どっかの道の駅で売ってそう!笑

ピラピラの方は、酢の物、サラダ、味噌汁の具、さっと煮てもよし、あ…若竹煮…
もうすぐたけのこ
たけのこ
たけのこ
季節の味わいをありがとうございました!

沼津、雪

Mk1 本番車のエンジン慣らし第2回目。
少し早く上がらせてもらって、食事をかきこんで 9pm 頃出発。
1回目はハンドルを握る手がかじかんじゃったので、レーシンググローブをして。
足元も思ったより寒いことから、どうせ一定で走るだけなのでスノーブーツを履いて行きました。
これなら絶対足も寒くないっ 笑

御殿場あたりから天気が怪しくなってきた…
いつしかフロントガラスを叩くのは、何かの粒。
電光掲示板には『この先ユキ注意』ややっ!

新東名、長泉沼津ICですかさず降りて Uターン。
再びのって上り方面、鮎沢SA でトイレ休憩。
かろうじて停められたけど、大型が普通車のエリアまで停まっててほぼ満車。
明けて明日も冷え込み厳しそうだし、天気が読めるうちにいいところまで移動してきて時間調整
してるんでしょう…時間もコストも求められて、この業界もさぞ辛いのでは。

エンジンは随分こなれて軽やかになってきたので、だいぶ戻ってきてから5,000 回転くらいまで
回してみました。
うん、いい感触です。

これでひとまず 了、かな。