全く…弄ばれてるなこりゃ

Austin Healey Sprite が2台。
どちらも逝ってしまった、私の友人ゆかりの車です。
赤い方のウインドスクリーンが、やってもやってもダメ、取り寄せてもガラスが入らない…
参ったなぁどうしよう…

大昔に青い方のオーナーに、スクリーンをもらったのを思い出しました。
長〜いこと眠っていましたが、組み合わせてどうにか1台分になりました。

あぁ。
なんてこと。
今頃あちらで、ボクのことを見て笑ってるんだ。
やーっと気付いたョ、何やってんだか笑…そんなところでしょうか。

悔しいような気もしないでもないけど、残念まだボクは元気にしてるのでそっちはそっちで勝手に
やって下さいな。

みんなミニに乗ってる!

今日、グレイスでドラマチックな出来事がありました。
10年来クラブ員として活動している2人と、ここ2年くらいのとあるお客様。
かつてはよその集まりで、短い間だったけど袖触れ合ってた…らしい。

互いに今どうしているかは、気になっていたけど知らずじまい。
「え…あの人まだミニに乗ってるの?!グレイスに来てるって?まさか…」

車検上がりの車両引取りと、ロードラリー試走の日が重なって。
ちょいと私が手引きをしましたが、3人は何十年振りにグレイスで再会を果たしました。

相手が息災であったこと、ちっとも雰囲気変わらないこと(容姿は多少…ね)、まだ3人が3人とも
ミニに乗っていること…
ひとしきり再会を喜び合い、こんな機会に恵まれたことに感謝し、また一緒に楽しもうと約束して
解散となりました。

私はメカニック。
車のお世話が仕事ですが、車を通して誰かの暮らしが豊かになったり、誰かと誰かが刺激し合ったり、
そんな言ってみれば「副産物」が、私の周りで起こってる。
そんな、「ちょっといいこと」をお相伴させてもらえる。
嬉しいことです。

これは私の友人が住む、ウェールズの小さな村の風景。

素朴ですが美しいですよね。
今日起きたことはまるでドラマみたいだけど、そもそもは素朴な感情から始まっています。

一生懸命やってる姿に心打たれたり、
コレが好き、という熱意とか

うまく言えないけど、素朴なものは直感的。
世の中が豊かになりすぎたのかな…素朴で直感的な感情につき動かされる、今の世の中には
欠乏しているように思います。
今日のドラマは、すこぶるシンプル。
紆余曲折あったけど、でもみんなミニが好きで乗ってる。

他に何か要るかな。

季節を取り込もう

昨日もなんだか暑かったなぁ。
姉の外来付き添いで都内にいたんですが、暑さがちょっと桁違い。
都内は住むところじゃないな…

週末にお客様が、ご自宅で実った栗をたくさんお届け下さいました。
さぁ、やるわよ…

軽く湯がいてから剥くと、剥きやすいですよね。
もちろん栗ご飯にします。

黒ごまを切らしてるな…
アクセントに欲しかったけど、まぁいいや。
季節の味わい、あぁ秋が来た。

台風一過の快晴…蒸し暑いよ

いい天気!でも蒸し暑い。
ホントならクラブ主催のロードラリーで、房総半島を走ってるハズでしたが仕方ない。
嵐が去った後の道を確認できないのは、万一の時危険につながります。

手があるので、ボディのリフレッシュを終えた MGB を移動しました。

ロードラリーですが、2週間後の10月9日(日)に仕切り直します。
コースのチェックは、来週オフィシャルが現地へ出向いてくれます。

申し込みそびれた方
9/25 には都合が合わなかった方
まだ行こうかどうしようか悩んでる方

10月1日まで追加募集をします。
ご参加、お問い合わせ、お待ちしてます。

また台風だ

2週続けて台風がやってきます。
確かに秋は野分(のわき:秋に吹く暴風=台風)の季節ですから、まぁ言ってみれば風物詩(あまり歓迎されませんが)とも言えましょうが…
気候変動の影響で、しょっちゅうだったり例のない大きさだったり、不安な日が続きます。

ココで何度かおしらせした店主主宰クラブに寄るロードラリー、9月25日(日)つまりこの週末…
を予定していましたが、この通りなので昨夕に延期することになりました。
基本ラリーは天候に左右されないのですが、嵐となれば話は別です。
あわよくば、とも思うところですが半島へ分け入って気持ちのいい道を走るので、万一土砂崩れや
倒木などで、危ないことになってもいけません。
往復で交通規制など生じて、来られないならまだしも帰れない…なんてことになったら!
加えて計測などするオフィシャルは、外で対応することもあるので暴風は危険。
仮に早く回復しても、コースがクリアかどうか確認する時間がありませんしね。

何でも判断は迷うところ、これまでの準備を思うと惜しいに決まってるんですが何よりも安全が優先。
なので、ひとまず延期です。

河川の氾濫が多数発生し、各地で大きな被害が出た2019年の台風19号が接近している時、我々は
飛騨高山へ向かっていました。
同地で開催される、全日本ラリーハイランドマスターズへ参戦するためです。
試走の日の夜は、飛騨牛を朴葉味噌で頂きいい感じ(不安に思いつつも)だったのですが

明けて本番、嵐の中で午前中は予定通り行われ、午後はキャンセルとなりました。
予定通りに午前中走らせたことは、後日賛否両論ありました。

ホテルに戻り、午後は溢れかえらんばかりの箱根(早川)の様子を TV で唖然と観ていたのをよく
覚えています。

我々は車の中にいますが、ラリーを動かしているオフィシャルの皆さんは屋外で我々競技者を待って
くれている訳で、かなり危険です。
サービスも同様で、サービスが設置される場所は広いところと相場が決まっているので、強い風が
吹き抜ければ、テントなどひとたまりもありません。
午前中のルーティーンを終えて戻ったら、サービスはテントを畳んでぐっしょぐしょになりながら
我々の戻りを待っていてくれました。

翌日は台風一過、スケジュール通りでしたが我々クルーはリタイヤ → 積載車のお世話になりました…
悪路とリタイヤとは関係ありません…

とにもかくにも、天候には勝てません。
早い決定は、関係者が気を揉まずに済みます。

さぁ、いつ仕切り直そうか。

車は口がきけない

コレ少し前ですが、エンジンを1基バラしていました。

車は口がきけませんが、無言のうちに実に多くのことを語ります。
このエンジンが載っていた車のオーナーは、実に車に厳しい人だったか、随所に見てとれます。
操作の一切が雑というか、とても荒い。
ありとあらゆるものが、偏摩耗っていうかあまり見ないようなコンディションで。
きっと口がきけたら、

「痛いよ、もうよして…痛い、痛い」

ききみみずきんがあったら、間違いなくそう聞こえるでしょうこの感じ。
でもききみみずきんで聞こえたところで乗り手にその痛みは伝わらない。
ここは是非、ハンムラビ法典システムで

目には目を、歯には歯を

これがサイコーなんじゃないかな。

とはいえ…
直したり甦らせたり、車にまつわる大抵のことはしますけど…
残念ながらこれはできないなぁ。

気付いて欲しいんだけど…

Montre 2022 何というか、もうだいぶ前

“Montre 2022z 6月に群馬で開催されたターマックラリー。
ずいぶん前のことのように感じます。

Montre 2022 のふりかえりは全5回完結(笑)です。
① ホントにターマックラリー?
② 「グンマー好き❤︎」
③ あっという間に
④ 携わり方
⑤ そうと決まりゃぁ…

振り返ると、さっさとリタイヤした割には盛りだくさんな感じです。
来年はお気に入りの群馬リベンジしないと。
またあの宿に泊まれるように頑張ります(しつこいね)。

先日もここに記したように、今年はもう全日本には行きません。
では先日の予告の通り、Montre 2022 のステージから、SS2 “South Pasture 1” をご覧ください。
途中でデフが壊れちゃったステージです。

彼女はきっと忘れられないだろう

BBC のキャスターが、一連の女王崩御の報道の締めくくりに言った言葉です。

Queen Elizabeth II has gone, but she will surely never be forgotten.
女王エリザベス2世は去ったが、彼女はきっと忘れられないだろう


https://youtu.be/V_gy9DFtw5U


報道などでご覧になった方も多いかと思いますが、貼ります。
儀式の力を信じていたという女王の葬儀。
綿密に立てられた計画には、女王の意思と希望が随所に組み込まれていたといいます。
旅立ってもなお、国の団結とその行く末を照らした女王。
首都ロンドンでの葬送はそれは厳粛かつ重厚なものでした。
隣り合う仲間と腕を組み、砲台に乗せられた女王の棺を引く海軍水兵や、バグパイパーズの列、
歴史絵巻を見るようですが、それは即ち参列する皆の忠誠が姿に現れているようで、遠い国から何か
引き締まる思いで見ていました。

一転、居城であったウィンザー城へ。
盛大な葬列なんですが、家へ帰るからなのか…どことなくプライベートな感じもしました。
人垣を過ぎ、ゲートをくぐると芝生を貫く1本の道。
その両脇には、帯状に切り花が敷き詰められていました。
すごくナチュラルで、ふんわりした…帰ってきた、そんな雰囲気を感じました。

お人柄が表れているような、これでゆっくり休めるのかな、そんな気持ちになりました。

ウィリアム皇太子の上2人のお子さんが葬列に参加したのも、非常に興味深かったです。
葬儀は長い時間に渡るので難しい判断だったと報道にありましたが、実は王位継承順位2位・3位で
あり、いろんな意味でとても価値のある参列だったのではと私は思います。
このような場面でどう立ち回るか、大人はその場でどうにか繕えても子供はそうはいきません。
普段からどのように女王と接し、ひいおばあちゃんをどのように理解していたていたかが、透けて
見えるようで、心を打たれました。
ご両親の教えだなぁ…と、子を持つ親として、素晴らしいと思いました。
特殊な環境 …いろいろあったろうし、今もあるだろうし、この先もまだまだあるんでしょうが…
それでも、このお子さま方とそのご両親が、ますます幸せなご家庭を育まれるように…
そんなことを思いながら、葬送を見ていました。
きっとひいおばあちゃんが守ってくれます。


余談。
ちょいとミーハーなのですが、軍服で列席している人が軒並み聖堂に入ると帽子を脱いでいるのに、
アン王女は軍帽を脱がなかったんですよね…
どうしてだろう…きっと理由があるはず。
(画像は Getty Images 他 より)

LONDON, ENGLAND – SEPTEMBER 19: Anne, Princess Royal, departs Westminster Abbey after the funeral service of Queen Elizabeth II on September 19, 2022 in London, England. Elizabeth Alexandra Mary Windsor was born in Bruton Street, Mayfair, London on 21 April 1926. She married Prince Philip in 1947 and ascended the throne of the United Kingdom and Commonwealth on 6 February 1952 after the death of her Father, King George VI. Queen Elizabeth II died at Balmoral Castle in Scotland on September 8, 2022, and is succeeded by her eldest son, King Charles III. (Photo by Christopher Furlong/Getty Images)

ちょっと調べたところ…
中世ヨーロッパのキリスト教の教会において、女性はヴェールか帽子で頭を覆うことが義務付けられて
いたことに由来する、という説があるようです。
同様に、食事を取る席でも女性は脱がなくてもよいとされていたそうです。
きっとこれだ〜 ❤︎
納得。
ここでいう帽子は、それこそ軍帽だったりファシネーター(装飾性の高い頭の装身具)の類ですよね。

でもファミレスとかで、帽子とらないでご飯食べてるのとか見ると引くわ笑