すみません!

報告が遅くなりました!
今年のハイランドマスターズは…

Day 2 リタイヤ

と、相成りました。
1日目はほぼドライ所々霧雨 6本丁寧に走って、クラス5位。
(といってもクラス区分は「二輪駆動」なので周りは全て1.6L 以上 なんですけど)
2日目は夜半からの雨でウェットスタート。
1本は無難にこなしてさぁ2本目。
スタート 1km 足らずで左前を強打、足が曲がってそこでリタイヤとなりました。

走れなくはなかったので、スウィーパーにリタイヤ届を提出後、自力でステージを出てリエゾンの途中でトラックに引き上げてもらいました。
待つ間、敷地内の直売所で…

関係者の数だけ『飛騨一本太ねぎ』を購入。
コレ、岐阜県の郷土野菜なのね。
地元では「労を葱(ネギ)らう」に引っ掛けて、お歳暮などの贈り物として親しまれている…
あら❤︎じゃぁ、早々にリタイヤしちゃった方々のご足労を葱(ネギ)らうにはもってこい…
それもリタイヤしてピックアップしてもらう場所で見繕って買ってくるあたり、タダじゃ起きないアテクシ笑
リタイヤした競技車のトランクにネギをどっさり積んで、サービスパークへ戻って皆さまのお土産に…

というわけですみません!
ま、今年は 三河湾 Manx モントレー と参戦して、いずれもクラス入賞してました。
ふんどし締める意味でも、ピリっとちょうどよかったのかもしれません。

帰ったら、こちらの修復の前に 赤いの(海外用本番車)の整備に手をつけないと、来年の Manx に間に合わなくなりますヤバい。

明日から始まります

全日本の最終戦、オープンクラスですがちっちゃいのが掻き回せたら…って思ってます。
最後まで道の上にいられるように。

ペースノートの表紙/裏表紙に毎度娘に描いてもらいます。
お守りです。
明日は 932 スタートです。

高山に到着

雨の中移動して、5時過ぎにサービスパークに到着。
5時間半の間に、さりげなくいろんなことがありまして。

①  思った以上に時間がかかった
ホントはあと30分は早く着ける目論みでしたが、でっかいパネルトラック風の(しかも絶対ラリー関係車両)が、松本から高山へ至る一般道の半分以上フタしてました…

② 我々が通過した後に、中央道 諏訪IC→岡谷JCT が通行止!
「明朝の復旧を目指す」そうですが、後発組(明朝横浜発)どうなるどうする?

③  レンタカー屋にちょっと到着が遅れると電話したら…
レンタカーを借り受ける時間 18:00 = 閉店時間 18:00 でビックリ!
(去年は閉店19時だった!)
ギリギリ飛び込んで大丈夫だったけど、そもそもその時間に予約取れてるのがおかしいでしょ。

④ 喫煙できる居酒屋には 「健康増進法」により、20歳未満の顧客 / 従業員等立ち入り禁止
2年前に来た時に仲間と入った小料理屋は、いわゆる居酒屋で、法改正がいつだか知らないけど2年前には入れたお店に今年は入れなかった…
決まりだから仕方ないのに、おかみさんが申し訳ない…って連発してました。
あの時は孫の離乳食始めてたけど、粉ミルクに使うお湯を分けてもらったっけ。
ちろりって言ったっけなお燗する道具で熱いお湯をもらって、座敷でバンボに座ってミルク飲んでました笑

朴葉味噌で飛騨牛を食べさせてくれるお店へも滑り込めたし、とりあえず明日のレッキ(試走)に備えます。
明日だけお天気、本戦は雨まじりみたいです。

競技車、どこ走ってるのかな〜 追跡は
https://www.rallystream.net/jrc/2025/rd8/

リザルト速報は
https://timing.rallystream.net/live/stage.php?id=818&ss=1&class=&mode=sp

氣谷・氣谷組は #76 です。
エントリーリスト

週末は雨

昼前に横浜を出て、全日本ラリー最終戦 高山 のサービスパークへ向けて出発します。
これは昨日 積み込み前の画像ですが、これでも工具は仲間が別で持ってきてくれるんです。

サービスパークに乗り入れる車は荷物も運びますが人員も乗っていきます。
なんやかんや荷物が多いので、そういう申し出はありがたいです。

1130am 定刻に出発です。
現地到着は 445pm の予定(ホント?)です笑

Montre 2025 ふりかえり⑤ Leg 2

少し間が空いてしまいましたが、本戦のふりかえりをします。
少し太いホイールを履いて臨んだ今回、Leg1 の午前中はそれはそれは苦戦しましたが、昼のサービスでセッティングを大幅変更、それがドンピシャリでグイグイ調子を取り戻して1日目を終えました。

前日より幾分かマシな陽気…でも内陸はやっぱり暑くて。
1本目は競技会直前の大雨でステージ中の路肩が一部崩落、ステージ距離が半分になりました。
残念ですが仕方ない、ココを予定通り走ってたら…結構タフなステージだったろうなぁ。
前車のスタートを見ながら、集中します。
コマ図の通りに走っていくと、とんでもない山奥でも人(オフィシャル)が待っていてくれます。
皆さんが居るから、我々はのうのうと走っていられます。
…なんか、毎回同じようなことを書いていますが、毎回そう思っています。

午前中2本目のステージで、ついにバイオレットを捕らえてクラス1位に。

“Nostalgic Dojo” ヘンテコな名前がついたステージ、ココは群馬県甘楽郡南牧村の林道道場線・渡戸線を使っていて、同名の道場地区…この集落には養蚕・こんにゃく栽培・林業で栄えた昭和の頃の面影を残す美しい日本の原風景があり。
で、Nostalgic ってことなんでしょうか(予想)。

南牧村はどうも高齢化日本一として知られる一方で、郷愁を誘う静かな時間の流れと原風景が密かに人気があり、県外から古民家に移住する人もいたりするらしいのです。

ステージのフィニッシュ後、集落の一番奥から通りまでいわゆる「限界集落」を通って出るわけですが、辻々にオフィシャルや地域の世話役的な人が立って、
サムアップしながら「(ゆっくり走ってね〜ありがと〜)」
そんな感じで見送ってくれました。
実はオフィシャルの中に、グレイスのお客様が約1名…地方戦を中心に出ているベテランで、時々大きいラリーの 0 カーや 00 カーに乗ってる方 居ました。
たくさんの人の力が集まって、ラリーは円滑に無事に運営されているんです…ありがたいことです。

さ、1時間と少しかけてサービスへ戻ります。
昼のサービスでは前日同様 後ろ足を中心にチェック、ホイール幅を変え走り方をガラリと変えたことにより、タイヤの摩耗も大幅に減って(!)新しい魔法をマスターしたような…そんな感覚です。
タイヤのよらせ方っていうのかな…が違うので、ハンドルを切る時のキレ味が違うっていうか…

サービスを終えて、1時間と少しかけて(しつこい?)最後のセクションへ向かいます。
送り出してくれるオフィシャルの中には
「あと少し、頑張ってください」
こんな風に声をかけてくれる人もいます。

自分らのサービスも、メカニックは他にいないので自分でしましたが、その他細々としたことはクラブ員有志が担ってくれました。
日本のラリーは、なかなか見にいって楽しむのが大変(思ったところで見られず、用意された場所で高いお金を払って観戦する)なので、サービスに張り付いているkとが多いのですが、少しでも見てほしいなぁといつも思っています、
今回は、自己責任で重い思いの場所で見ている観客を見かけました。
もっともっと、広がってほしいなぁと思っています。

***
さて、最終ステージまで無難に走り切り、午前中にひっくり返してそのままクラス1位を守り抜きました。
フィニッシュして車両保管への誘導を待ちます。
「前の車に続いて、指示に従ってください」
声をかけられていたのがドライバーだったので、私は何も気付いていなかったのですがどうもセレモニアルフィニッシュに行かされる模様…
事前の話では、ヒストリックは2クラスあるものの表彰はまとめてだ、と聞いていました。
だから表彰の対象外だと思っていたので、この状況になるまで「次は自分」と気付いていませんでした。

で、最後も最後、どんじりの表彰となったわけです。
ヨイショのために、YOKOHAMA TYRE のキャップをかぶって…

プレゼンターは、申し込みの際に「オープンクラスがない!どうしたらいいの?と問い合わせをした時に返事をメールでくれたラリー会の重鎮、今回の大会組織委員長。
「よかったね〜なかなかないよ、FIA イベントの盾」
ですって!

みなさまお世話になりました!
そして応援ありがとうございました。

Montre 2025 ふりかえり④ ヒストリッククラス

今回、エントリーするにあたって毎度お邪魔している『オープンクラス』の設定がなく、どうしたものかと主催者に相談したところ…
ヒストリッククラスがあるので、取りまとめをしているクラブに問い合わせをしてみて欲しいと返信がありました。

クラブ員ではありませんが、参加を快諾してくれました。
フタを開けたら、2クラスに都合13台。
jほどほど賑やかで、見ている側も楽しんで頂けたのではないでしょうか。

海外でもそうですが、観客を見ているとモダンカーよりヒストリックの方が盛り上がってる傾向にあります。
全日本は特に、選手権クラスを見渡すとレギュレーションの都合で最新の車両ばっかり。

日本は大変残念なことに、ASN(モータースポーツを司る各国の団体)である JAF が『FIA国際モータースポーツ競技規則付則K項』(通称 Appendix K)に則っていないので、ヒストリックのカテゴリーはいつまで経っても栄えず、たいていの場合は『その他(オープン)』で片づけられています。
* 上にリンクを貼ったのは、FIA のAppendix K を JAF が日本語訳しているだけ、です。
グレイス店主は、ずーっとずーっと JAF に働きかけをしていますが、古い車が元気でいるのはメーカーが新車を売る妨げになるのでダメなんだそうです。
栄えるわけがありませんよね…何とも嘆かわしいことです。

***
今回ヒストリッククラスにいたエントラントたちは、取りまとめているクラブのメンバーにまじって、その昔アジパシ(Asia Pacific Rally Championship)に出ていたようなベテランが居たり、我々(一応まだ現役で海外も走ってるので…)みたいなのもおり、車両も多岐にわたって賑やかでした。

今日より明日の方が古くなるので(当たり前なんですが)どんどん車は古くなり維持も大変ですが、地道に続けることがいつの日かうねりとなって何かを動かせればいいなぁと、淡い期待を捨てきれずにいる我々です。

Montre 2025 ふりかえり③ リエゾンが長すぎる件

ラリーHQ(本部)及びサービスパークは、安中しんくみスポーツセンター。
ルートマップを見ると、旧碓氷峠へ向かうリエゾン(移動区間)はまぁ常識的な距離ですが、その他は…

とりあえず遠いっ
遠いっ
遠すぎるっ笑

ステージまでの所要時間が1時間20分とか…これっぱっちしかステージないのにっ!
これが仮にSSが十数本あって
「近くもありますが遠いステージもございます悪しからず」
そういうことなら仕方がないけど、2本ばっかりの為に1時間以上かけてドライブ…競技車で…

推測の域を出ませんが、おそらくラリーに馴染みのない人にも刺さる『旧碓氷峠』を使ったステージの設定が様々、作用してるんだと思われます…

1時間近く走ってきて、給油しようと思ったら売り切れちゃってその日の最終ステージ何台か走れませんごめんよとか、そんなのあり得ないから(詳細はふりかえり①をご参照)。
参考までに問題のガソリンスタンドは、ルートマップの RZ1/2 です。

さて。
Leg 1 に用意されたステージを全て走り終わって、サービスパークに戻る道はとっぷりと陽が暮れてもう真っ暗。
これからナイトステージ!よっしゃ行くで〜 ってことなら暗い道でもイケイケですが…
戻るだけですからね。
サービスパークの周りは初々しい青苗が風にそよそよ…一面の田んぼ。
蛙の大合唱が、ケツっぺたの競技車を出迎えました笑

Montre 2025 ふりかえり④ につづく

Montre 2025 ふりかえり① タイヤ

今回は大きなミッションがありました。

5Jノホイールヲハ

これまでは 4.5J を使ってきました。
一応触れておきますと、”J” の数字が大きいほどタイヤの設置面積が広くなります。

今回は 5J をテスト。
履き慣らした 4.5J も持って行こうか迷ったようですが、それだとイヤならすぐに戻してしまいそう…
それでは全くテストにならないので、敢えて持っていくのをやめたそうです。
どうあっても攻略して、セッティングを出してどうにかする!
さぁ、どうなりますか。


SS1 Yokura Touge 1(八倉峠)は全日本にしては長いステージ、14.04km 。
私(コドライバー)的には、何でしょなんかマイルドで。
でも、曲がんない…3度ほど飛び出しそうになって。
ひょっとしてタイヤ??

走り終わってひとこと。
「マズい、全然(セッティングが)合ってない。」
ひとまず次のステージ近くまでさっさと移動して、ダンパーとかを調整。

どうかな…まずこれでちょっと走って。
2本目は、旧碓氷峠をひたすら下るステージ。
さっきいじった足廻り、方向性にちょっと手応え…
ほとんどのコーナーでサイドブレーキ引いてました笑

SS2 Old Usui Touge 1
1:37:27 あたりから、MC のピエール北川さんが好意的に紹介してくれてます。
「一番感動しちゃうようなコーナリングワークでしょうか」


この下りで感触を掴み、1日の折り返しの45分サービスでリヤを中心にセッティング。
サイドブレーキの引きすぎ?でパッドが割れていたそうです…

さ、セッティングの成果が出るかな…午後の部。
SS3 Old Usui Touge 2
1:30:00 「あっ来ますよ皆さん 元気いっぱいミニクーパー!」

1走目(SS2)が 8:13.9 
2走目(SS3)が 8:10.7
フィニッシュでよんどりもんどりしちゃって、数秒ロスしたのでこんなですが、でもドライバーは確かな手応えを得たようでした。
フィニッシュして慌ただしくヘルメットを脱ぎ、開口一番
「曲がる気がしてきたでしょ?」


で、長ーいリエゾンを走って4本目 SS4 Yokura Touge 2、この日の最終ステージ。
けつっぺたなので薄暗い中でのスタート。
1走目(SS1)14:20.7
2走目(SS4)14:11.4
目に見えてタイムが縮まりました。
ヒストリックカテゴリー、排気量で2区分あるのですが合わせてもトップタイム!
しかも次点は Lancia Delta の 14:22.2 !!
ぶっちぎって1日を終えました。
クラス1位の Nissan Violet とは13秒差、狙えない差ではありません。

というわけで、タイヤに翻弄された Leg1 でしたがテストもできて成果も得られ、帰りがとっても遅かったけど(これは別で触れます)いい1日でした。

余談。
リザルト見ると、あれ?何人も同じタイムになってるけど、そんなことある?

例えば、前を行く車両が道を塞いで後続が走れなくなったり、停止していた車両のレスキューに当たったので途中で止まった、などのケースで走れなかったもしくは走りきってない場合、主催者からタイムが与えられることがあります。

我々は巻き込まれなかったのですが、ちょっとした事件があり…#75以降は主催者からタイムが与えられたんです。

その事件とは… 公式通知 6

聞けば、週単位でガソリンを仕入れているらしいのですが、レートで損をしてしまうことがあり、普段あまり出ないハイオクの手配を…しくじって、我々が給油した少し後にタンクが空っぽに!
20L 頼んだけど、16L でノズルがガチャン…あれ?無くなっちゃった笑

そんなの…あり?
一応スポーツしてるんだけど?
公平性はどこへいったの?

(巻き込まれなくてよかった…激怒する絶対 笑)

Montre 2025 ふりかえり② へつづく

Montre ふりかえります

2025.6.6 – 8

群馬県安中市がホストシティ、2022年以来の参戦です。
2022年はあっけなくリタイヤしまして…

2022ふりかえり① ホントにターマックラリー?
2022ふりかえり② 「グンマー好き❤︎」
2022ふりかえり③ あっという間に
2022ふりかえり④ 携わり方
2022ふりかえり⑤ そうと決まりゃあ

今回はヒストリッククラスでエントリーしました。
今回は、昨年いわゆる『目玉』だった旧碓氷峠を使ったステージを走りました。
今回はとにかくリエゾン(ステージとステージの間を繋ぐ公道の移動区間)が長すぎでした。

ではふりかえり、さらっと始めます。
ご存知の方も多いと思うので、先にネタバレ…

Montre 2025 ふりかえり① へつづく

全日本ラリー2025 第4戦

安中市に来ています。
全日本ラリー2025 第4戦 Monre 今日は Rece(試走)の日でした。
今日は目立った粗相もなく、円滑に運びました。
コ・ドライバーの私が、珍しく乗り物酔いをしたという点を除いては…

私が昼食は遠慮しようと言ったばかりにで、かわいそうに夫の昼食はごく簡単なものになりました。

明日からラリーです。
熱中症に気をつけないといけないような、群馬はそのくらいの暑さ です。

今回 YouTubeで配信があるようです。

SS2 旧碓氷峠SS

配信開始予定時刻06/07 11:55

SS3 旧碓氷峠SS

配信開始予定時刻06/08 15:00

SS6 Nostalgic DojoSS

配信開始予定時刻06/08 08:20

SS8 Nostalgic DojoSS フィニッシュ後のインタビュー

配信開始予定時刻06/08 13:15