MN2025 ふりかえり④ Leg1

いい天気です。
いよいよ始まります。

ドライバーズブリーフィングを受けて、タイムカードを受け取って…
Shakedown のスタート時間が出ました。

走行は1回のみ
参加費用はなし
サービスパークのTC(OUT) に、スタート時間に来れば走っていいよ

こんな感じです。
ですので、走らない車もいます(数としては少ないけど)。
1分につき3台が割り当てられていますから、観戦する側としては肩慣らしとはいえ競技車が次から次へとやってくるので、きっと面白いでしょう。
(現場にいる人の感想:結構大変なんだよすごい勢いでいっぱい来るから)

今回、Team Japan の観戦組は4名。
島の中で借りた小さいレンタカーで、娘がアテンド(もちろん自分も楽しんでいますが)します。
早速 Shakedown で観戦組も肩慣らし。
観戦にも実はある種のスキルが要ります。
ラリーの構成や『時間』を理解できていないと先回り(して観戦するので)はできないし、ステージマップを見て見応えのある場所かどうか、路駐して大丈夫な場所か、等ある程度鼻が利かないと満足に観戦できません。
そのあたりは、機会があったら改めて。
見にいくのもかなり楽しいので、今日も持って欲しいから書くかも…

ステージは全て島の一般道を使って行われるので、ステージのルートに面したお宅なんかは道路閉鎖の間は身動き取れませんから、知り合いが集まって宴会しながら観戦してたり…


Leg1 始まる前ですが、こんなこともあります…ちょうどサービスパークでおむかいさんのチーム。
Shakedown で、具体的に何があったかわかりませんが車から発火して、消化器を使うハメになったようです。
残念 本戦は “DNS” Do Not Start…

我々もかつて、顔見せ的な SS1 Douglas の目抜通りでギャラリーがいっぱいいるところでクラッシュしたことあります。
原因はテストで装着していた部品の不良だったんですが…

いろんなこと、あります。

自動消化器の電源は、ステージの直前へ行ったら ON!

Leg1 5本は そつなく…うち1本は残念キャンセルになりました。
(正直、私は随分控え目に走ってるなぁ…って思ってたんですが)
どうやら不調を抱えていた模様。
5本走ってサービスに戻ったら、わずかな変調から細い糸を辿って、不具合の源へ。
同日の Leg2 は、暗くなるのを待っていわゆる「夜の部」になります。
マン島のラリーはパルクフェルメが設けられていないので、次の Leg が始まるまで時間はたっぷりあります。
震源地は『ブレーキサーボ』でした!
開運中にブレーキマスターが抜けちゃってたのも、元を辿ればブレーキサーボだったんです。

サーボをキャンセルすることで問題は解決!
試運転と給油を済ませて、作業は完了。
ケータリングで軽食を取ります。

アイスクリームバンは今年も健在。
娘は去年ハマったバブルガムを、夫はミントチョコを。

夜の部、1号車は 18:30 すぎにグランドスタンドを出てステージへ向かいますが、我々は#145。
我々のスタートは、単純に2時間25分後…
ということで、ゆっくり晩の腹ごしらえししてから夜の部に向かうことにします。
娘らが近所の Chinese Take Away で、chow-mein(焼きそば的なもの)と春巻やらワンタンスープやらを調達してきてくれました。

いつもとは毛色の違う食事をテントの下でとって、目先が変わって競技中なのですがリラックスした楽しい夕食でした。

我々が食事をとる間にも、若いゼッケンの皆さんは粛々と Leg2 スタートしていきます。
サービスパークを見学に来る人との交流があったり。
(これは翌日、Leg3 のサービス中 3歳のミニが好きな男の子が怖い顔してミニのハンドルを握ってる…お父さん満面の笑み笑)

しれっと、時間でラリーが進行してる…派手さはないけど皆がそれぞれのスタンスで楽しんでる、とっても気に入っています。
ちなみに、日本とは違って規制線のところまでグイグイ行ってどこでも観戦できるるので、リエゾンで手を振る人は対向車のドライバー/ライダーだけです笑

MN2025 ふりかえり⑤ へつづく

MR2025 ふりかえり② Recce よくできてるなぁ

6:56:07 さぁトラッキングを ON にして、Recce(試走)がはじまります。
『1年で一番集中する数日間』の始まりです。

全日本などで使っている Rallystream と概ね一緒ですが、エントラント1台1台にコードが振り分けられています。
オフィシャルはずっとモニターして、スピードの超過などがあるとHQへの『招待状』が届きます。
“Sportity” でお知らせが回りますので、全エントラントが知ることになります。


Manx Rally(地元のクラブ主催)も2023年から参加して3年目。
2023年の Recce

1日で全部終わるんだろうかという不安
ちゃんと作れるだろうかという不安(それまではペースノート購入していたので)
Administrative Check(いわゆる参加者の書類を提示して主催者に確認してもらう手続)を同日もしくは翌日に受ける必要があり、合間で受けたいところだけどどうなるか不安

土地勘はほどほどあるのに、可哀想に(笑)不安しかありませんでした。
結果は過去の投稿にあるように、ぶっ通しで夕刻までかかってどうにか終わらせた…ヘトヘト
でもノートを完成させなきゃいけなくて寝る時間ほぼナシ…
これが2023年。

今年あたりは走ったことのあるステージも増えてきて。
お得意の、地面に棒っきれがブスッと刺してあって、その先っぽに’S’(start 笑)と示してあるSSのスタート地点の表示にもすっかり慣れ…


自作のノートがあるステージは、確認のために1度走れば十分でした。
そして「ステージルートの組み合わせの妙」で、過去に一部走ったことのあるステージのノートを活用できるケースがパラパラありました。
例えば

 このステージ、このジャンクションから先は過去に走ってるの。
 去年は左折したんだけど、今年は直進してこのルートへ入るの。
 だから、スタートからこのジャンクションまでのノートを作れば、去年のが使える…ハズ

いやぁ、取り回しがホント上手。
毎年つくづく思いますが、ホントによくできています。

昨年のロードブックと今年のそれとを何度も確認して、予め今年のノートに昨年の該当する箇所のノートを転記して準備しておきました。
おかげで時間は短縮でき、3pm には全部終了!
グランドスタンドに戻って夫は、自分の車のノイズチェックを自分でできました。
いつもサービスに任せっきりなので…
ノイズチェックも自分で済ませてから、Administrative Check の開設時間を待つというこの余裕。

全部終わらせてから、ケータリングの出店がいつものように出ていたので小腹を満たします。
写真は Chips, Cheese & Gravy
赤いテントの下で撮っているのであまり美味しそうに見えませんが、とっても美味しいんです。

そうそう、今年はお干菓子をどっさり持って行ったんです。
数にして400個。
Administrative Check の時にはラリーHQにクルーが必ず来ますから、そこで一人1個ではありますが口に放り込んでもらいたくて持って行きました。
出走するのは150台、ということは黙ってクルーだけで300人。
それとHQに出入りするオフィシャルで、足りないかもしれないけど100…で、400。

ラリー中、あっちこっちで「美味かった!ありがとな!」と声をかけられました。
日本のお菓子はあちらで大ウケです、当たり前です繊細で美味しいもん。


もうペースノートの清書はしません。
睡眠優先、故にRecce のふりかえり(コレ)も帰国後10日あまり経ってから書いています…悪しからず。

MR2025 ふりかえり③ へつづく

とりあえず1本アップロード

ふりかえりが始まったばっかですが、Manx Rally 2025 #145 の車載カメラの 画像を YouTube に、まずは1本あげました。

SS6 Keristal 2

その昔は、Marine Drive というステージ名でお馴染みで、石積みのゲートからスタートし海沿いの崖の側面を走るステージでしたが、今はスタート位置が変わっています。

今回の画像には、コドライバーの音声は入っていません。
その代わりと言ってはナンですが、エンジンやギヤの音がよく聞こえて臨場感があります。

暗くなるのを待ってスタートする Leg2 の最初のステージ、現地時間で21:00すぎです。

MR2025 ふりかえり① 船着場リニューアル

昨年行った時は、島へ渡るフェリー Isle of Man Steam Packet Company のリバプールの船着場が運用直前、そんなタイミングでした。
横目で見ていた施設から、今年は出港します。
車両+乗員のチェックイン施設、随分立派になったなぁ

かつてはこんな感じでした。
長いことココから彼の島へ渡っていた我々にとっては、馴染み深い場所なんですが…

道路側から見るとこんな感じ…これは2016年9月。
Royal Liver Building 1911年に建設されたリバプールの空にそびえ立つ建造物(フツーにオフィスビルとして使われています)のすぐ脇から、チェックインして乗船していたんです。

出港時間はいつも一緒(19:30頃)。
今頃の季節だとリバプールの夕映はこんな感じ。
6月から9月あたりはもっともっと陽が長いので、いい加減港の外へ出てからぼちぼち暮れてくる感じです。

さぁ島へ。
今年は定宿 “Sefton Express” を取りました。
(去年滞在した Port Erin のホテルは改装中…ちょっと残念)
道も簡単、勝手知ったる定宿へ 競技車2台・レンタカー2台は自動運転のように、車列を連ねることもなく三々五々向かいました。
フェリーの出港が遅れていたので、着いたのは23:30頃。
今年も、実に横浜から6,000マイル(約10,000Km)も離れたこの美しい小さな島にやってきました。

MR2025 ふりかえり② へつづく

終わっちゃった

瞬く間にラリーは駆け抜けて、行ってしまいました。
初日 Leg1 で軽微な異変からたどり着いたブレーキサーボの不良。
急遽キャンセルして Leg 2 を走り不安は解消、フィーリングも戻りそこからは自分らのペースで走ることができました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

もう1台のミニも無難に走って、2代共に完走。
島の人はいつも我々に温かく、そして島はいつ来ても美しかったです。

で、島で日曜日のんびりして
(実際は、初めて島を訪れる人に誠心誠意島の案内をして)

月曜日に島を出て
リバプールに着いて直後に車を再び預け
移動し
今日は Gaydon の British Motor Museum を見学
ほど近い Service の中にあるビジネスホテルに宿をとっています。

ネットの環境が悪かったり、眠かったりで無沙汰の し放題…
明日の夜のフライトで日本へ向けて発ちます。

ゆっくりふりかえりやりますので、どうぞご勘弁を;

ちょっと消化不良

いいお天気です。
Manx Rally 2025 始まりました。
詳しくは後日ふりかえりでじっくり。
今年も中継があります。

2:55:07 あたり出て参ります。

今日は SS10本のはずでしたが…
フタを開ければ3本キャンセル、割と消化不良です。

#145(氣谷組)は夕方になるのを待つ間、車の小さな異変からたどってたどって問題の元凶にたどり着き、対策をするに至りました。
車は正直です。
不調には必ず原因があります。
小難が無難、を目の前で見ました。

ナイトステージは問題を取り除いたので、軽微な不調も消えいい調子でした。
なので、5本のうち長めの2本が立て続けにキャンセルになったのは仕方ないとはいえ不服です笑

明日も道の上にいられるよう、頑張ります。

毎度何か起きるそしてギリギリ

更新できなくてすみません…
やること多めで、そして睡眠時間を優先するとどうしても。

島には一昨日(7日月曜日)に入りました。
車両をリバプールで受け取って同日夜のフェリーで島へ渡る…相変わらずせわしさ満点の我々ですが、さらにそのギリギリ感を増幅させた「事件」がありました。

先に結果を言っておくと「ことなきを得た」のですが
現地乙仲さんからの連絡で

赤いほう、ブレーキ効かないぞ

と連絡があり…

いきなり作業 笑

でもありがたいことに、仲間が我々の到着前に症状を確認、必要部品は持って出国してきていますので、ギリギリなりにギリギリセーフ…

いつも守られているのです…みんなありがとう。
さて、寝て起きたらレッキです。
また書きます。

伝えたい日本のいいもの

マン島へ毎年のように通ってラリーに参戦していますが、熱意だけで6,000マイル先の様々な事象や問題は乗り越えられません。
現地で動いてくれる人がいて初めて、我々のラリーは成り立っています。
さも、何事もなかったかのように円滑に。

企業の担当者であることもありますが、その多くは「ご厚意」に因るところが大きく…
そのご厚意に報いる一番は兎にも角にもラリーを安全に楽しんで走り切ることなのですが、何かお礼を何か何か…
全然釣り合わないんですけど。

箱根の寄木細工です。
無垢材の天然の色が規則的に組まれて何とも美しいです。
お茶をガブガブ飲むイギリス人が好んで使うコースター。
ある意味消耗品、遠方の工芸品があってもいい。

ということで、2枚をセットにして手漉き和紙で包んで水引をリボンがわりに。
英語のインストラクション(お店でくれた!)を同包しています。
上下折ったところへもう一方を入れ込んでるので、テープなどは使っていません。
手漉き和紙なので厚みがあり繊維が立ってるので、滑りも悪くテープを使わずともいい具合に形になりました。

和紙も水引も家にあったものを使っています。
この水引、いつから手元にあるんだろう…
自画自賛ですが、我ながらまぁそのへんにあるものでほどよい塩梅のラッピングができたもんです。
和のものは、ものの大小に関わらずあちらで大層喜ばれます。
西洋のそれとは趣がだいぶ違いますから新鮮に映るのと、感性の違いが随所に見て取れるのでしょう。
ちょっとした包みも、和テイストっていうのかな…非常に喜ばれます。
自分では元に戻せないから、開けて中身を見せてくれ!そして再び包んでおいてくれ!ってよく頼まれます。
(再び包んだら、出せないじゃないの笑)

ラッピングは小さい頃から好きで、中学生にしてラッピングの本を購入していました。
輸入車ディーラーで働いた後、百貨店に2年と少し居たので

京都のお店から琥珀糖を取り寄せてあるので(4月3日到着)、これに添えて感謝を伝えるつもりです。

水曜夕方のFMプログラム

NHK FM の水曜夕方は、JAZZ が流れています。
帰宅の折に聞こえてくるときまって、数年前 数年間に渡って続いていた義兄の通院の
付き添いを思い出します。

多発性骨髄腫で下肢が不自由になった義兄は、自宅で暮らすことが困難になり施設でお世話になる
ことになりました。
前後して定期受診が始まり、金庫保管を求められるような薬を使っていたので通院は少なくとも
2週間に1回という頻度でした。
数値が悪いと「また来週」。
定期受診の2回に1回は、血液製剤の点滴付き(少なくとも2時間)。
本人は通院に昼寝付き(笑)で、ずーっと車椅子に座っているより体への負担は軽減できるので
よかったのですが、付き添いは盛大な待ちぼうけです。
書類を持ち込んで廊下の椅子で仕事してました笑

運よく彼の生活圏内に多発性骨髄腫の権威が居て、施設から荒川を渡れば病院。
血液内科は激混み、そして横浜から迎えに行って通院ですから…
施設の方々も、それはそれは親身になって持病と向き合ってくれました。
家族が通院を担うことで強い連携が取れ、家族としても施設側としてもいい体制だったと思ってます。
ただ、いかんせん距離がありました。
娘は中学に入るタイミングだったので、味噌汁を作っておいてくれる位はしてくれるようになり
ましたが、通院の水曜日は食事の支度をあらましして午後の受診に合わせて本人を迎えに行く…
そういうルーティーンでした。

運よく早めに終わると、義兄を施設へ送り届ける車内で流れていたのが JAZZ の番組でした。
強い日差しの日も、氷雨の降る日も。

義兄は連れ合いを先に送ったのち、気持ちの整理がついてからは、我々の海外渡航に悉く同行。
仕事にも、ラリーにも。
殊、ラリーの時には、私がコドライバーとして乗るようになってからは(娘小1〜)娘の世話をしつつ
マン島で一緒にステージをまわったりしていました。
車も向こうでフツーに運転してたし、夫と2まわり違う義兄でしたが晩年動けなくなるまでなかなかの
バイタリティの持ち主でした。

まさか歩けなくなる日が来るなんて。
タラレバの話をしても詮ないことですが、病気の発見が早かったらまだ元気でいたのかしら。
まだラリーに一緒に行ってたかな。

水曜日、Jazz の番組が流れてくると義兄をいつも思い出します。
折しもマン島のラリーを4月の中旬に控え、細々準備も日々進めているので余計に思い出します。