いただく くださる

ことばって、時代で変化していくものだって、わかってはいますが。
フツーに、敬語が正しく使われていない場面にしばしば遭遇します。

コレ、おかしいと思いませんか。
ちなみにこれは、学生服を注文してその伝票控を入れてくれた紙の封筒です。
依頼するのは我々(お客)、承るのは学生服屋さん。

ってことは

承る側が、自分らのアクション(承る)に『お』をつけるのは、変でしょ?

***
ケーブル TV なんかで、やったらにやってる通販の CM。

「x,xxx円で ご提供します!」
ワーーー(パチパチパチパチ)

ちょっと待った。
提供するのは、あなた方(通販屋)よね?
自分らのアクション(提供する)に『ご』をつけるのは、変でしょ?

***
義兄がお世話になっている、有料老人ホーム。
エントランスの自動ドアは、パスコードがないと中からも外からも開きません。
インターフォンを押すと
「お開けします」
モヤモヤして仕方なかった…

施設長が交代しました。
インターフォンを押すと
「お待ちください」
スタッフの方も、「お開けします」と言わなくなりました…

***
『いただく』と『くださる』
どっち向きかで、大ちがい。

こちらからお願いするなら、 していただく
相手が自発的にするなら、 してくださる

耳慣れてる、収まりがいい、じゃなくて
使い方、ほんのちょっとだけ考えてみて…

込める『想い』

クラブ員のお嬢さんが成人式を迎えて。
彼女と初めて会ったのは、10年以上前…彼女が9歳の時でした。
時間ってスゴいな…思えば、1月だって今日で終わっちゃったしね!

それはさておき。
成人の話。
成長を遠くから垣間見てきた大人として、ささやかなお祝いをしよう。
夫と話がまとまりました。
さぁ出番、何を贈ろう…
こういう時は残るもの、豪華だったり仰々しかったりすると受け取った方をビックリ
させちまうから、楚々としたもの…でも想いは伝えたい。

守り袋を贈ろう

手のひらに載る小さな巾着です。
木綿の布に1つ1つ、手仕事で型染がしてあります。
使い方はアイディア次第。

お振袖が深緑で、袋の地色が似た色目の『帆掛舟』柄が刺さりました。
コレでしょ…帆に風を受けて大海原へ漕ぎ出す様子は、成人の門出にピッタリ。
舟は古来、神様が乗ってくると信じられてきた神聖なもの。
近くに置けば、きっと護ってくれるでしょう。

メッセージを忍ばせた後、自分で包みました。
(成人のお祝いだってのに、またしても地味だね…)

水引も、初々しいイメージの色をストックから選びました。
残りで極小のを1つ、作って。



ちなみに私も愛用。

網干(あぼし)という柄、漁師が網を干しているところが柄になっています。
魚を幸せに例えて、幸せや運を手繰り寄せるという縁起柄。
平和な、のどかな時間が伝わってきます。

いいですねぇお祝いのお相伴。
どうかお幸せで。

遅いお正月

娘の仲良しちゃんのお母さんと、着付けの稽古をしています。
私がたまに着物を着ることを子どもづたいに聞いた彼女から、
「着付けを教えて欲しい!」
と言われたものの、我流だし教えるというのもナンなので日を決めて一緒に着よう!
ということにしたのが約1年前。
彼女には、子らの中学の卒業式に着物で列席したい!という目標があって。
1年計画で、月イチで集まってきました。

拙宅へ午前中から来て、簡単に昼食を用意して子らと4人で。
おしゃべりしたりお茶したりしながら、とっぷり日が暮れるまで。

一応、年のはじめでしたからお正月っぽくしようかな…
お点心っぽくしたいけどでも家でするには限りもあるし…
前日ちんたらあれこれ作って、当日は盛り付けるだけにしました。

瓢の物相型なんか滅多に出番ないので、ここぞとばかりに。
炒り卵と菜の花で、春らしくしたつもりだけどどうでしょう。
ねじり梅はちょいとエッジが効きすぎてるかね…もうちょっとやんわりすりゃよかった笑

吸い物椀がないので普段使いのお椀で、蟹しんじょを作ってそれっぽくお出ししました。

うん、急ごしらえだけどまぁまぁかな。
ご酒こそ出しませんが、なんとなく名残のお正月。


月に1度でも、まさに継続は力なり。
最初はどうにか着た(本人談)感じでしたが、着られるようになった(本人談)と
実感しているそうです。
スマ〜トフォンに写真を残してあって、差は歴然だと言ってました…よかったよかった。
その一方で、感染症拡大を防ぐべく世間が再々萎縮してきていて…
卒業式の保護者列席 1名 とか言われそうで笑

そうなったら、私は夫に列席してもらうつもりです。