ラリー三河湾2025ふりかえり⑤ おまけ「タコは足でイカは腕」

ご存知でしたか…?

タコは8本、イカが10本

の8本(タコ)は足で、10本(イカ)は腕であることを!
タコは海底を這うので足、イカは泳ぐので腕 なんだそうです。
構造も全然違うんだって!


前回同様、ラリー三河湾のサービスパーク(整備を行う場所)はラグーナ蒲郡 という商業施設の駐車場。
三河湾の海の幸や特産品を存分に楽しめるフェスティバルマーケットがすぐそばにあり、サービスの面々はたいそう美味しい思いをしたようです笑
旬のカキとか、ワンコインでうなぎとか。

同行していた孫のために、サービスクルーの1人がこんなものをもらってきてくれました。

ヘー!
裏表紙には…

魚食普及推進センター…フムフム。
ぬりえに混じって、いろんな豆知識が織り込まれている冊子になっていました。
『タコのソレは足で、イカのソレは腕』というのも、この冊子で知りました。

肉派 or 魚派というなら肉派、という子が多い世の中(大人もか笑)で、こういう地道な活動ってもっと報われないかなぁ…と眺めていて思いました。
浜焼き、いわゆる海鮮系のBBQ を提供する店もありましたから、海の幸を食べさせるそういうお店でお魚啓蒙活動を展開してる、とってもいい!
動物は何かの命を食べて生きてるんだから、文明を持った人間としてはそういうことをよく知って感謝して頂く、大事なことです。
そして体は食べたものでできてますから、何を食べて体を作って維持するか…はその人次第。

知って興味を持つことがまず一歩!ファミリーで楽しめるメシ屋でこういうの、とっても気に入りました。

ラリー三河湾2025ふりかえり④ おまけ「しめ飾り」

ラリーは公道を走るので、その街の様子などを知ることができます。
去年も今年も気になったのは、「しめ飾り」。
3月初旬というタイミングにも関わらず、大多数の家のお玄関には、しめ飾りが飾られていたんです。

ラリー中にパシャっと撮ったので、ひん曲がってますね…
わかりづらいので、彩度を上げて拡大。

きっと何かあるんだろうと思って、調べてみました。
年の瀬に、新しい年を迎えるのに合わせてしめ飾りを新しいものに取り替える風習があるらしい。
三河だけでなく神様のお膝元である伊勢でも、しめ飾りを一年を通して飾る地域があるんですって。
しめ飾りは神様が宿るといわれるし、邪気を払ってくれるというから、一年を通して神様に護って頂くために飾ってるんでしょう。
お伊勢さんの方である慣習が三河でも…
その関係性までは調べてませんが、神様を大切に思いあやかりたいという人々の心がこの現代にも根強く残っていることを、好ましく思いました。

ラリー三河湾ふりかえり③ Leg 2

昨日走った後のサービスでは、タイヤを交換しました。
2日目は初っ端から「10km のジムカーナ」みたいなステージがありますので…。

さて、明けて2日目。
前日の頂き物(+1分)を少しでもどうにかすべく、でも楽しんで走りきれるようスタートしました。

新しいタイヤ。
10km のジムカーナ “SS8 豊川宮路山(みやじさん)” はタイヤの皮剥きには十分すぎ…
オープンクラスのあるドライバー曰く
「雁峰を超えたな…」
(開催地が蒲郡に移る前の、新城ラリーで毎年のように使っていた林道)
でもミニらしく、ミニができることを存分に発揮してムダなく無理なく走ったと…思います。
ノートもうまく読めました。
その結果。
頂いた1分は、ほぼ返上できました。

SS のフィニッシュは走り抜けてそのタイムが計測され、その先には全競技者が完全停止しなければならないポイントがあります。
そこで、タイムカードと呼ばれる各競技車の動きを記録する紙にステージタイムが記録され、次の行程へと進みます。
SS のスタートは一般的に1分毎で、前後が同じようなタイムで走っていれば完全停止のポイント(ストップコントロール)で前後の車と会うことはないのですが、著しく速かったり遅かったりすると…

そこで会う。
(追いつく / 追いつかれる)

Leg 2 1本目の SSフィニッシュ後のストップコントロールで、我々は前車に追いつきました。
前車はまだタイムカードのやり取りをしていて…ということは、ほぼ1分速かった ということ。

そんなこんなで、頂いた1分は返上できました。

***
娘の描く「もち人間」は、どこへ行っても人気です。
タイムカードのやり取りをするオフィシャル何人の目に留まって、声をかけられたか…

日本のラリーは、どこの国でも当たり前のヒストリックのルールを正しく敷いていないので、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で小排気量のミニからターボ四駆までみーんな同じクラスです。
でも、クラス2位…ミニってスゴい車です。
セレモニアルフィニッシュでは、クラス1位のクルーがシャンパンファイト。

いいんです。
ミニのスゴさを存分にアピールできれば。
1日目が終わって、車両保管のエリアに車を収めた時に見回したら、トヨタの展示場かと勘違いするくらい、新しいトヨタの車しかいない印象でした。
そんな中で50年から経つ車がこうやって本気で走って魅せる、うっかりすると下の方の選手権を戦ってるクラスの方々を脅かす…ような存在であることを広く知ってもらうのが、ラリーを続けている理由の一つです。

今回も多分…少なからずアピールできたんじゃないかな。
ヒストリック / オープンクラスがもっと熱くなればいいのに。

***
ラリー三河湾、この大会の主催者は愛知県のクラブです。
大将は、現役WRCドライバー勝田貴元選手のおじいさま。
なんとなんと!
勝田選手がセレモニアルフィニッシュを潜る前に、我々の元へ歩いてきたじゃありませんか!
スライドウィンド越しに握手(クラス2位ですから笑)。
すかさずミーハー根性で「写真を撮らせてもらっても構いませんか?」

ホントはドライバーと握手してるトコも欲しかったけど…
次の瞬間叫んでました

「家宝にします!」

***
大会規則書には、ヒストリッククラスの表彰は 1〜4位 副賞 とありました。
正式結果が出てから、いそいそともらいに行くと何だか…でっかい紙袋を渡されました。
カップの箱が2つ…

それと副賞 蒲郡みかんで作ったワイン?2本と、ご当地クラフトビール2本。
うちのクルーは家庭内で結成してますので、うっかり入賞したりするとこういうものが2つ頂けるのです…
ドライバーは飲めませんし、私も普段は全く飲みません。
なので、副賞はもれなくサービスで来てくれた仲間にもらってもらいました。


4月には Manx を控えています。
十分な肩慣らし、それとコドライバーが冬眠から覚めるに多いに役に立ちました。

ココを訪れて下さる皆様には、リザルトの速報や車両の追跡システムなどを見てリアルタイム且つリモートで、見て下さってた方も多く、改めて応援の御礼を申し上げます。
ありがとうございました!

ラリー三河湾2025ふりかえり①本番前

ラリーは Recce(reconnaissance : 試走)から始まります。
イベントの規模にもよりますが、全日本は本戦の前日に朝早くから昼過ぎまでステージの下見をする
機会が与えられています。
Recce の日は朝が早いので、その前日(木曜であることが多い)に現地へ発ちます。

昨年はあっという間にリタイヤしたので、今年は何としても全部走り切ってリザルト残さないと。
イベントによって異なるのですが、今回は Recce の前日にロードブックがもらえました。
Recce の朝、受け取ってそのままいきなり Recce に出かける、というケースも少なくありません。
そんなのハラハラです。
今回は前日に手元にあったので、Recce で使うレンタカーを借り、夕方の安全講習会・夕食を済ませ
たら時間の許す限り下準備です。
三河ですから横浜から大した距離ではないとはいえ、若くないので睡眠ちゃんととらないと。
翌日は早いので、諸々許す限り準備します。
毎度お馴染みペースノートの表紙は、娘が描くオリジナルキャラクター『もち人間』。

Recce の間は、あまり余裕ありません。
加えてこのイベントは Recce の日夕方、ブリーフィング+セレモニアルスタートが別会場であるので
レーススーツを着て臨まねばなりません。
時間が微妙なので、レンタカーの返却はサービスに任せ会場を移動しました。

小雨がパラつく中、蒲郡駅前の目抜き通りの特設会場でセレモニアルスタートです。
1台ずつゲートをくぐって、観客へ顔見世。

さぁ、翌日からラリー。
最後まで道の上にいないと!

ラリー三河湾2025ふりかえり② へつづく

ハイランドマスターズ2024 ふりかえり③ いつものパターン

天気が回復、気温は下がってまぁ秋の高山っぽい雰囲気です。
悪天候でアドバンテージ、明けて天候回復してわずかな貯金を使い果たす…
よくある展開のシナリオそのまんまな感じです。

TC って、受け持つクラブの個性が出てて楽しいんです。
時節柄、ハロウィンデコレーション多めでした🎵
ここは SS7 大山線 1
(ちなみに SS10 でも同じ場所を使ったのですが、その時はバルーンの数字が 10 に無rってました)

タイヤの選択をミスって2本目、3本目で左前をガードレールにヒットしてしまって!
幸い盛大な擦り傷は負いましたが骨折や捻挫はなし、そのまま走ることができました。

有事には、センサーだらけペラペラのボディガラス細工のような各機構のモダンカーより、古い車の
方が断然タフです。
サービスへ戻り、タイヤがタイヤハウスに当たらないよう突貫で形を整え、灯火類が点くように
しました。
ちゃんとウィンカーも、ヘッドライトも点きます。

午後のルーティーンは特に問題なくスカっと走れました。
やっぱり初日のわずかな貯金を使うハメになり、最終的にはクラス5位。
副賞のりんごジュースを頂きました。

ドライバー曰く、高山と丹後の道はマン島の道を攻略するの大層役に立つんだそうです。
下りが多ければ、ひょっとしてもう少し食い込めたのかもしれませんが…最後まで走っていられた
のを喜ぶべきでしょう。

とにかくお気に入りのラリーなので、また来られることを楽しみにしています。
もし海外から仲間が来たら…おススメするんだけどなー。

ハイランドマスターズ2024 ふりかえり② 雨の Leg1

予報通り、朝から雨になりました。
出走順は、エントリーリストのまま…どうなるかわかりませんが、淡々と走ります。
まずはサービスパークを出発して、高山市役所でのセレモニあるスタートに向かいます。

「車は61歳、人は65歳」

そんなことを言ってました。
まぁどこへ行っても、タイヤの小ささは二度見されます笑

さて。
今大会の特徴は…とにかく上りが多いのです。
足の良さと軽さで、下りで稼ぎたい我々ですがこう上りばかりでは正直お手上げです。
せめて悪天候を味方につけて(ウチの運ちゃんは悪天候キライではありません)どこまで粘れるか…

雨が降っても槍が降っても、オフィシャルは待っていてくれます。
初めて来た2019年のハイランドは、Day1 台風が本州を直撃(19号)。
午後のセクションがキャンセルとなり、箱根が溢れかえっているのを、宿のテレビで唖然としながら
見ていたことを思い出します。

彼らが居てラリーは成り立っています…ありがたいことです。

クラス3位で雨の日を終えました。
日曜日はお天気回復、気温が下がる予報。

LIVE 配信を行っていたらしいです。


ハイランドマスターズ2024 ふりかえり③ につづく

ハイランドマスターズ2024 ふりかえり① Recce

530am 起床
700am – Recce(試走)の受付を済ませて、長い1日が始まります。
今回で4回目、過去のデータも少しあるのでペースノートは確認すればいいステージ半分。
そうはいっても、何度やっても Recce が一番緊張します。

オーガナイザーによって Recce の管理の方法はまちまちです。
Recce に使用する車両にゼッケンを貼ってそれを見て管理するところもあれば、ココのように
Recce のロードブックの表紙にゼッケンを書いて、それを見せて通過を管理するところもあります。
オフィシャルから、「わかりやすーい!」と褒められました。

ココの Recce は毎年お弁当が付くんです ❤︎
おにぎり2つ、唐揚げ1つ、香の物 それとお茶。

運営上の時間調整も兼ねて…ひと息。
慌ただしく道を見ている合間ですから、がっつり食べる気分でもないしちょうどいい!

ここのラリーは、リエゾン(移動区間)の距離がとても長いんです。
下見のために走る Recce も然り、1日で 300km 以上走ります。
横浜から高山まで、松本経由の移動で330km 。
同じくらいの距離を、あの辺り一帯をグルグルあっち行ってこっち行って走っちゃうんですから
まぁ距離の長いことです。

さぁノートもできました。
高山らしくなく、ちーっとも涼しくなかったです。
明日は雨の予報、どんなになっちゃうかな。

ハイランドマスターズ2024 ふりかえり② へつづく

ピカピカで

定休日。
いつものように買い出しに行き、近海物の小アジと出会ってしまった…

以前にも書いた気がしますが、小アジとイカは挑みたくなるんですよね…
目は澄んで、身もピカピカ…これは挑むしかない、休みの日だし。
というわけで、2パック( 計32尾 )を頭取ってワタとって、手で骨を取り除いて生姜醤油に漬け、
竜田揚げにしました。

***
週末、路地植えのバジルが豊作すぎて、ジェノベーゼソースを作りました。
松の実がないから、コクが出ないかな…ま、いっか。


美味しくできました〜
店でのお昼に、少し持ってきてオープンサンドです。

Manx Rally 2024 ふりかえり番外編⑧ ホテルの窓から

今回泊まったのは、島の南西の海辺の小さな町。
今ではすっかりその面影はありませんが、その昔はリゾート地として大層賑やかだったようです。

夫が1989年に初めてラリーで訪れた時にはこの地はヒストリックカテゴリーのHQ で、海を見下ろす
高台にホテルが軒を連ね、それは華やかだったといいます。
蒸気機関車の終着駅がありだいぶ寂れたとはいえ、中心は「腐っても駅前」ひと通りの物が揃います。

我々の泊まったホテルは町の目抜き通り Station Road の西の端に面しており、滞在したファミリー
ルームからは町の暮らしがよく見えました。

銀行の隣のお店が、どうにも気になって。
“Age Concern”
2nd hand … いわゆるリサイクルショップに見えます。
店の看板は、直訳すると『年齢の懸念』。
ますますよくわかんない…

ちょっと調べると、割と簡単に出てきました… Age Concern 。
高齢者(50歳〜!)の…

老後の健康と幸福を向上させ、高齢者が必要なときにサポートを提供し、高齢者の声に耳を傾け、
社会の中で高齢者に対する前向きな姿勢を築き、島を老後を過ごすのに最適な場所にすることです。

(ウェブサイトトップページの日本語訳)
詳しくはウェブサイトをご覧いただくとして、私たちが滞在中に毎日眺めていた店舗は寄付によって
集まった古手(というか不要になったもの)を販売する店舗でした。
そこでの収益は、団体の運営資金・サービスの資金になる、という仕組みだそうです。

体調の変化とか、何か起きた時に手厚い…日本は、地域で差があるにしても介護を経験した身としては
まぁ…
でも、何か起きるその「手前」については、まだまだ足りないと感じています。
その「手前」の活動に深く関わっているのがこの age concern なんですね。
UK(各地域で独立してるみたい) にも New Zealand にも同じ名前の団体がありました。

こういうところからも感じますが、「土地への愛」が日本の感覚とは違うなぁ…と。
そのあたりは、また別のふりかえりで。

Manx Rally 2024 ふりかえり番外編⑦ フォトグラファー

ふりかえりの序盤で、かつて Team Japan に同行したフォトグラファーのことを少し書きました。

島の内外から、熱い走りを収めようとフォトグラファーが集まります。
彼らが撮った、臨場感あふれる写真たち。
ラリーという競技自体、時代と共に様々大小変わりましたが、それを取り巻く諸々も変わりました。
写真を手に入れる、その方法にも大きな変化が。

その昔、夫が血気盛んに年イチで通っていた90年代のラリーでは、イベント後にL版の写真のサンプル
がホチキス留めで送られてきて、その中から申し込む…という方法でした。
これは1993年、RAC ヒストリックの時のもの。

夫がマン島ラリーに復帰した頃(2009年)には、画像は既にデータで管理するように。
facebook など SNS にフォトグラファーがアップロード、写ってる人は各々へアプローチしてデータを
譲ってもらう、そんなスタイルが一般的です。
事前にコンペティターに「お写真撮りまっせ〜 何枚いくら」とメッセージを入れて顧客を募る、
というケースもあるようです。
私は画像が欲しくて、あとは現地のラリー仲間と繋がっていたくて、アカウントを作った感じです笑

フォトグラファーも、実にいろんな人がいて。
プロは当然支払いが発生しますから、PayPal で支払ったり
好きで撮ってるからお金は要らないよ〜 email address 教えて〜 そんな人もいます。
あ、去年のもあるし、だいぶ前のだけど2014年のもあるから一緒に送るよ!なんて人も。

こんな人もいました。
ボクは cancer foundation(がんの研究やサポートをする財団)に携わっていて、もしボクの写真にお金を払ってくれる気持ちがあったら、財団に寄付して欲しいです。
UK のでなくても、日本の財団でももちろん構わないよ。


あぁ、こういう考え方は見習いたいなぁ。
素直にそう思いました。
もちろん速攻で!寄付の手続きをしたのは言うまでもありません。