なんて美しいんだ

2日ほど前、日本でも雪国では大雪が降ったと報道がありましたが…
ヨーロッパにも寒波が押し寄せ、各地でまとまった雪が降ったところが多かったようです。

サンマリノのイケてるギヤボックス屋さんから、写真が送られてきました。

サンマリノ
そのギヤボックス屋さんを訪ねて、2018年に行きました。
イタリアの内陸…ブーツによく例えられますがふくらはぎあたりかな、にポツンとあるいわゆる小国で、世界最古の共和国とされています。

3つの塔があるんですが、送られてきたのは多分ココ(2018年秋に撮影)

こんな急な崖にこんなもの、と不思議ですがそのはず。
国の成り立ちを知れば納得…宗教弾圧がその背景にあるそうです。
キリスト教の弾圧を逃れてティターノ山に逃れた、石工のマリーノ (Marino) 率いる一団が作った共同体が国のおこりだそう。
写真は3つある砦の一。

あぁもう随分前のことなんだなぁ。
美しいところでした。
ココは確か、議会(2018年秋に撮影)

小さいコミュニティに暮らす人たちは、独特の郷土愛があってそれがまた心地よいと感じます。
訪問した時、ギヤボックス屋さんの彼は午後の予定を空けてくれてあって(ビックリ!)、サンマリノの市街を自ら案内してくれました。
マン島もそうです。
ミニといい、我々は小さいものにどうも惹かれるようです。

必ず、また行きたい場所の一つです。
懐かしいから、日を改めてサンマリノふりかえっちゃおうかな…

余韻?

「年末だからご挨拶を…」とお訪ね下さったお客様。
おもむろに風呂敷をどける(収まり切ってないんだけど)と、何やら長細〜い箱…
Harry Potter??

ホグワーツ急行のスナック…急行のチケットを思わせるようなデザインです。
娘と意を決して開けたところ、ちっちゃい小袋がバラバラっと出てきました笑
イタリアのチョコレートメーカーっぽい。

なぁ〜んだぁ
てっきりバカ長いお菓子が出てくるのかと…
ちょっと覚悟したのに笑

数日後に集まりがあるから、風呂敷に包んで持っていこう。

Festive Season

今日、立て続けに UK のサプライヤーなどからメールが届きました。
どれもこれも「クリスマスカード届いたよ」という内容。
グレイスから発送するカードは約 40 通、女房殿手製のカードに毎年作る競技中のショットを使ったポストカードを同封します。
季節のご挨拶と、無言で近況報告、というわけです。


たまたまでしょうが今日、あちらからもカードが数通。
それから小包が1つ。
開けたら…

Norfolk の巨匠(ラリー仲間の先輩)から。
その昔は娘宛のものが多かったのですが、今年はついに全部孫に宛てたいろんな本。
果報者ですあんな遠くから想ってもらって。

***
帰宅したら玄関ドアにリースが。
ここ数年はスワッグだったので、大ぶりのリースは新鮮。
タイサンボクの葉を使っているんだそうで、葉の面裏を使ってなかなか印象的な玄関になりました。

移り変わっていく風景

昨日は、恒例『練習会』でした。
富士の麓のショートサーキットで毎年4月と12月に開催しています。
予報は、くもり 夜には雨が降るみたい。
いずれにしても日差しは届かず寒そう…
御殿場で高速道路を降り、ふと上を見上げると

富士山見えるよー

ふと見上げると…そう 娘が免許を取ってからは、近場も遠出も運転はほぼ彼女まかせ。

当日の受付とお金の勘定は、仲間で分担してくれるようになり
その傍では、孫がニット帽をかぶってもっともらしく座って監督?
(ホントはバナナを食べている)

参加する車、人もずいぶん入れ変わり
(ミニじゃないエントラントがずいぶん増えました)

私は殆ど走行をしなくなり。
…その昔は1日中走っていました。
ミニ屋のおかみさんのたしなみ、ある程度乗れなきゃカッコ悪いと思っていっぱい練習しました。
(でも、冒険ができないのである一定のところからは上手くならないんですが笑)

さて私は、というと…
長く来てくださるお客様の嬉しい差し入れ(大量!!)をエントラントの皆さんとシェアするのに必死笑
屋外、しかも物が限られた中で、いかにスマートに分けるか…
長く続けているからでしょうか…嬉しいことです。

もっと嬉しいこと。
また小さい子の姿がちらりほらり、見られるようになりました。
うちの孫、お客様のお子さん、そして昨日は久方ぶりに訪ねてきてくれたその昔の常連さんが、坊やを伴ってドライブがてら遊びに来てくれました。
なんとなんとイベントの日がお誕生日!
直前まで体調が微妙だったけどどうにか大丈夫そうだったので、パパとお誕生日に富士山のそばまでドライブ!
チャイルドシートに座って1周だけ皆に混じってサーキットを走り、良い記念になったかな。
大人の背中を見て子は育ちます。
遊びに全力投球(笑)のパパやママの姿は、きっと子の刺激になるでしょう。

風景は移り変わっていきますが、続けているが故 変わらないものもたくさん。
大切に、細々でも続けていきたいです。

小春日和

今日も明日も陸事です。

日中は南向きで暖かいので、留守居は自家用車の洗車など…

私が車を洗ったからって、明日はお天気崩れない…わよね?!
車がキレイになって、サッパリしたところで…
手にハンドクリームをしっかり塗って、クリスマスカードの役者たちが出揃ったので出す準備。

パン美味しい

お休みの日の朝食。

前日納車に伺った山中湖のパン屋さんで、お土産のパンをどっさり頂きまして、いただきました。
クロワッサンのバター感がすごい…

手前はパンドカンパーニュノワレザン(Pain de campagne noix raisins)
パンドカンパーニュにクルミとレーズンが混ぜ込んである、人気のパン。

次は、暖かくなった頃 日中伺います笑

名残り

先週、長いこと Mini で一緒に遊んだ仲間が旅立ちました。
仲間であり、お客様でもありましたが、大切な友人でもありました。
遠征へ出る直前に訃報に接しましたが、幸いお見送りは遠征から戻った後だったのできちんと見送ることができました。

現在の場所に移転してもう20年近くですが、移転する前からほぼ毎週土曜はグレイスに居て、体調を崩すまではほぼ毎週土曜の昼食はグレイスで一緒でした。
そこいらの親戚よりよっぽど顔を合わせたり話した頻度が高いので、互いの日々の暮らしにも精通(笑)していました。
何かというと「あの時はあぁだったナァ」とか思い出しては、ぽっかり穴が空いたとはこのことか…といちいち思うここ数日です。

ご本人、愛車のミニでいつも通りグレイスに来ることが、体調のバロメーターであり加療の励みでもあったので、応援するあまり遠慮してしまいこちらから会いに行くタイミングを逸してしまいました。
悔やんでも悔やみきれないことですが、もう遠慮することもないので精一杯思い出して、グレイスを訪れる人と偲ぼうと思っています。

***

庭「のようなところ」の秋明菊と、色づき始めたミズヒキ・名前がわからないけど少し色づいた枝を活けました。

10月は、茶道では 名残 の月。
風炉の季節の終わり、前年の11月(お茶の世界では、新茶を開ける11月がお正月です)に開けた茶壷の中身も残りわずかとなることから、しつらいや取り合わせも名残を惜しんで詫びた風情を楽しみます。

ちょっともの寂しい、去り行く季節に名残を惜しむようなアレンジになりました。
あんなに夏は暑かったのにどんどん日の入りが早くなり、あっという間に逝ってしまった彼に手向けたいような。

彼を送って最初の土曜日がやってきました…

継がれていく

やっと行けました。

数年前までは、「古いお客様の奥様のご実家が営む和菓子屋さん」
今は…

「お客様の息子さんが継いだ和菓子屋さん」
古美根(こみね)菓子補 さん


奥様はずっと和菓子屋さんを手伝って、お着物でお店に立ってきました。
今は、ご子息がご実家の家業を継いで、一緒にお店を切り盛りしておられます。
素敵なお話ですよね…

入ると右手ににはアンティーク?の箪笥、上にアートな生花と進物のディスプレイと月見団子の見本があり、なんだろう…穂の出た草がさりげなく添えられていました。
モダンなんだけど、店のコンセプトが伝わってきます。
ウェブサイトを見ると歳時記よろしく、お月見について豆知識が記されていました

正面のショーケースには、主菓子から豆大福までバラエティに富んだ品揃えです。
街の和菓子屋さんでとんと見かけなくなった『若鮎』がいた!
あと…抹茶を練り込んだ小麦粉の生地であんこを包んで焼いた『茶通』もいた!

もちろん買いました ❤︎
若鮎の素朴な感じがいいわぁ…そして茶通はやっぱりこうじゃないと。
(随分前に私、作ったことあるんですがイビツな上にペッチャンコでした)

実は一番のお目当ては…
葛氷柱(くずつらら:葛アイス) 何とも涼やかな銘がついたお菓子。
お店の説明によれば…

* * * * * * *
爽やかな果実や餡子を使った、和菓子屋で作るアイスバーです。
5種類のお味(小豆、抹茶、苺、杏仁、柚子、ブルーベリー)の詰め合わせとなっております。
葛粉を使用しているので、溶け出してなくなってしまう心配はありません。
お子様やご高齢の方でも安心してゆっくりお召し上がりいただけます。

冷凍庫で冷やし、お好みの硬さでお召し上がりください。

* * * * * * *
暑中伺いに2軒、発送の手配をお願いしました。
もちろん!お相伴もしますので自分らの分は保冷バッグ(持参してる笑)で持ち帰ります。
店先には縁台(ベンチ的な)と足元には小さなゴミ箱が置いてあり、多分腰掛けてその場で葛氷柱を食べられるようになっていました。

帰宅して早速…
上から 小豆 苺 抹茶  孫はかじるのまだ苦手なので、ひと口大にしてペロリとたいらげました笑

お気付きですか…
アイスバーのようになっている葛氷柱の、持ち手は黒文字!
「繰り返し使えるので主菓子を召し上がる時に使ってね」
的なひとことが添えられていました。
若いお客様は、お茶でもしていなければ黒文字なんか知らないかも。
和菓子とその周りの文化もさりげなく紹介しつつ、その先(使い方)を提案していて素晴らしいと思いました。
自宅には長いの細いのあれこれあるので、今回の4本分の黒文字は店で使うことにします。

参考までに、使う前に水に浸してしっかり濡らし、乾いた布で拭いて使います。
乾いたまま使うと、ねりきりとかういろうとか、もれなくくっつきます笑


暑い最中でしたが、気持ちの良いお買い物をして爽やかで涼しい気持ちになりました。
夏の進物は…毎年これでキマリです。

御誂

めっきり聞かなくなりました、 御誂(おあつらえ)。


来日中の日本語を勉強している子に、浴衣をプレゼントしようと思って。
とにかく背が高い。
だから、いわゆるフツーのフリーサイズの吊るしでは絶対にムリ。
着丈が足りないから対丈で(おはしょりなしで)着る…新品なのに、おばあちゃんの着物でもないのに、それは残念。
裄(背中から手首まで いわゆる腕の長さ)だって、短すぎるだろうと思うのです。
だから浴衣は吊るしですけど 5Lを選びました。

下着は、上はキャミソールで十分、腰巻きタイプの裾除けだけ用意しました。
これなら透けないから、安心して着られます。


次に下駄。
とっても足が大きいから、台と鼻緒の組み合わせをオーダーできる店を知ってたので、そこでオンラインで注文しました。
で、御誂と書かれた箱に入って届きました。
上から見たのでは正直わかりませんが、あまり下駄らしくはないシルエット…右近という歯のない草履のようなタイプで滑り止めのスポンジが貼ってある台を選びました。
これなら、サンダルを履いてるような感覚に近くて、歩きやすいでしょう。
でもちゃんと下駄、白木のものにしたので木地の感触はきちんと下駄です。

鼻緒は遠州綿紬を使っていて前坪(鼻緒の、親指と人差し指の間の部分)が赤のビロード。
絶対「らしく」ていいと思うんだなぁ〜娘と選びました。

渡す日が来たら 仕方ない…暑いけど私も着るか!笑

露路のいちご

昨日の午後、女房殿こと私の電話が鳴りました。
名前を登録してある人からの電話でしたが…ハテどなた?

矩子(のりこ)なんて若い人にはいないから、間違いなく年配の方…

「もしもし」
思い出しました。
昨夏、娘の初個展で作品のお買い上げ1号様の、年配の女性からでした。
個展が終わった後ご自宅に作品を納品に伺ったのが、お目にかかった最後。

うちでいちごがなったので…

伺えば、自宅の敷地でいちごを育てていて、実ったから摘みに(食べに)来ないか?というお誘いでした。
「xxxちゃん(孫の名前を覚えておいででした!)にもいい経験かなぁ、と…」


夕方、帰宅の途中で伺いましたご自宅へ。
摘んだ脇から頬張るという、なんとも贅沢な!(アリ注意 笑)
奥に写り込んでいるのが、連絡を下さった矩子さんです。

こんなにたくさんのお土産まで!
「追熟するから、明日も美味しく食べられますよー買ったもののようなわけにはいかないけど、まぁ無農薬だから。また来年ね。」

人とのつながりが希薄なこの時世に、娘の1枚の絵が結んだご縁。
すごくないですか?

そもそも、矩子さんが個展にお運び下さったのは、私が娘の小学校で6年間していた「読み聞かせのボランティア」で知り合った方からのお声掛かり。
その方はそのボランティアの会の創設メンバーの1人で、自宅を私塾と称して子どもが勉強する場として提供するなど、子どもの学びに取り組んでいる地域の方です。
その昔、私も子どもに文章を書くことの楽しさやスキルを教えたいと思っていた…ことがあり(淡い夢で終わりましたが笑)、何であれ子どもの学びに日常的に携わっている人には敬愛の念を抱きます。

その方に娘の個展をご案内したところ、ドバーっと拡散して下さって(笑)地元で催したこともあり地元の人が多くお運び下さって、その中のお一人が 矩子さん、というワケ。

こんな時代だから、こういうご縁を大切にしたいなぁと思いました。
娘は無論のこと、孫にもよく知ってほしい『縁』のお話でした。